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故・井上清次、日蔭温子、倉本昌弘が第10回日本プロゴルフ殿堂の顕彰者に選出

25日、東京都内にて日本プロゴルフ殿堂の第10回顕彰者が発表された。

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貢献された選手をたたえる「顕彰」は2012年から開始。27人のノミネート委員の投票をもとに、レジェンド部門(ツアー制度施行前に活躍した選手)で故・井上清次、プレーヤー部門(ツアー制度施行後に活躍した選手)で日蔭温子、倉本昌弘の3人が選ばれた。顕彰者の表彰式典は、3月8日(金)にジャパンゴルフフェア会場(パシフィコ横浜)にて行われる。■井上清次(1915年9月16日〜1992年5月9日・神奈川県出身)は、42年の「関東プロ」で初優勝を果たし、翌52年の「日本プロ」を制した。その後、岐阜カンツリー倶楽部へ移籍。64年には岐阜関カントリー倶楽部の造成時から携わった。長男の幸一(84年東北クラシックなどツアー2勝)や永久シード選手の森口祐子(18年度日本プロゴルフ殿堂入り)ら多くのプロを育てた。■日蔭温子(1954年4月23日生まれ・岩手県出身)は、74年にプロテストに合格。ゲーム運び、小技の巧みさには定評があり、「日本女子オープン」では82、92年と2勝を挙げたほか2位2回など大舞台で存在感を示していた。90年代には現役のプレーヤーでありながら、大学の客員教授や非常勤講師としてゴルフの授業を受け持つという異色の二刀流でも注目を集めた。■倉本昌弘(1955年9月9日生まれ・広島県出身)は、日大時代に「日本学生選手権」4連覇を達成。「日本アマ」では3勝を挙げ、80年の「中四国オープン」をアマチュアで制した。81年にプロ入りし、翌年の日本プロでは初出場で優勝の快挙を達成。92年にはプロ入り後25勝に到達して永久シードを獲得した。プレー以外でもJGTO設立に携わり、PGAの会長を約8年務めるなどプロゴルフ界の発展に尽力してきた。

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