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飛ばないボールへの反対意見にローリー・マキロイが反論、SNS上で大論争

ゴルフのルールをつかさどるR&AとUSGAは、間もなくボールに関する「ロールバック」、いわゆる「飛ばないボール」の採用を正式発表するといわれている。

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これに対して多くの反対意見が出る中で、ローリー・マキロイ(北アイルランド)がX(旧ツイッター)上で、「反対の理由が理解できない」といい「飛ばないボール」採用支持を明確にした。「平均的なゴルファーには何ら影響はないし、ゴルフを未来も継続可能なものに戻す。さらに、飛ばないボールはプロのゲームで過去20年の間、失われてきた選手の技量を復活させることができる。反対派はゴルフゲームが二分化することを悪影響になるととらえているが、二分化は理にかなった結論。しかし、反対派は決定機関にプレッシャーを与えている」(マキロイ)道具の進化によって年々飛距離が伸びている中、コースの長さを伸ばすには限界がきているといわれている。そこでプロ、エリートアマチュアを対象にボールの規制を求める声が上がり、R&AやUSGAで検討されてきた経緯がある。一方、実際に採用されると2つのルールが存在することになり、あるいは実のところアマチュアゴルファーにも適用されるのではという予測から、反対意見が根強いのも確か。そのためマキロイのX発言には賛否両論が飛びかっているが、同ルールに関しては間もなく正式発表が行われるといわれている。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA Net>