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欧州が圧倒した初日は「健康面で予期せぬ事態」 米国チームに“蔓延”の危機

<ライダーカップ 初日◇29日◇マルコ・シモーネG&CC(イタリア)◇7181ヤード・パー71>初日の全8マッチが終了した「ライダーカップ」は、欧州の5勝3分けと圧倒的な差に終わった。米国は1勝も挙げられず、5ポイントの差をつけられ歴史的な大敗スタートとなった。

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ザック・ジョンソン主将は全マッチ終了後の会見で、チーム内で想定外のことが起きていると明かした。「健康上面で予期せぬ事態」というのがそれだ。大会前の会見でも鼻をすする選手がいたことから、どうやら体調を崩している者がおり、それがほかの選手やキャディにも広がっているという。詳しい症状や病名については伏せたジョンソン主将。「鼻づまりがある選手もいて、とても不運なこと。エネルギーが低下しているのは事実だけど、(負けた)言い訳ではない」と苦しい表情を浮かべる。それでも「我々には選手層の厚さがあるし、ほかのオプションもある」と2日目以降を見据える。「確かに少しチーム内で広がっている」と蔓延の危機であり、厳しい状態であることは間違いない。「我々にはまだプレーする欲望はあるし、選手はみんな全マッチを戦うつもりだ」と勇気づけられているとも。2年に一度のビッグマッチで起きているアクシデント。米国選手の体調が回復し、熱戦が展開されることを期待するばかりだ。

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