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2週前の自己ワーストは“いい経験” 女子アマ覇者・飯島早織は同組選手に心躍る「ずっと憧れていた選手」

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前情報◇14日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6534ヤード・パー72>18歳の飯島早織(ルネサンス高3年)は、「日本女子アマ」チャンピオンの肩書を持って2度目のレギュラーツアー出場。第1ラウンドは憧れの青木瀬令奈との同組に心を躍らせている。

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6月の日本女子アマ後、レギュラーツアーに出場したのは2週前の「ゴルフ5レディス」。大きな肩書を持って臨んだ第1ラウンドは2ホール目(11番パー5)に“10”をたたくなど「87」と、競技キャリアの中でもワーストスコアを記録した。2日目には「71」をマークしたが、初日のスコアが響いて2日間で競技を終えることに。「(2週前は)ゴルフの調子は悪くなかったんですけどね…。自分ができないことを背伸びして無理にやっていた」と振り返る。雨の中洋芝のラフという難しい状況の中でも長い番手で積極的に攻めるなど、飯島らしいゴルフができていなかったという。自己ワーストのスコアも「いい経験になりました」と前向きにとらえており、反省を生かして「今週は自分のできることだけをやります」ときっぱり。今年の最大の目標はプロテスト合格。大舞台で多くの経験を積むためにも、まだまだ成長中だ。初日は、今季1勝の青木のほか、同2勝を挙げる岩井千怜とも同組。「最終組みたいな組み合わせでトッププロと回れるのでその辺も楽しみですし、そういう方々に一歩でも近づけるようにがんばりたいです。特に瀬令奈さんは昔から憧れていて、目標としている選手です。とても楽しみです」。青木といえば、今季のドライビングディスタンス223.40ヤードの95位で、飛距離よりも正確性と巧みな技で勝負するタイプ。自分のスタイルを確立し2015年からシードを保持し続け、通算4勝を挙げている。ドライバーの平均飛距離220〜230ヤードの飯島が目標とする選手でもある。「攻め方だったり、自分のゴルフの方向性が見えてくると思います。間近で見られるので勉強したいです」と目を輝かせる。日本女子アマチャンピオンという肩書は「重圧がないといったら嘘になりますが、(肩書が)ないときは憧れがあったので、そうなれた今はそれをしっかり楽しんでいきたいと思います。今後につながる収穫をたくさんしたいので、最低でも3日間は戦いたい」と “女子アマ日本一”の誇りをもって臨む。ちなみに2週前にスタートコールで「日本女子アマチャンピオン」と呼ばれなかったそうだが、今週はスタートコールにも少しばかり期待を寄せている。(文・小高拓)

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