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通算50勝の不動裕理が失格 プロ28年目で初

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 2日目◇5日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)◇6780ヤード・パー72>国内メジャー初戦の2日目。ツアー通算50勝の不動裕理が第1ラウンドの『ホールの間違ったスコア』により失格となった。プロ28年目、46歳のレジェンドはプロ人生で初の失格である。

競技委員から失格処分の説明を受ける不動裕理【大会フォト】

難セッティングの第1ラウンドで不動は1番から7番までパーを並べたが、8番からは7ボギー・1ダブルボギーと8ホール連続でスコアを落とし、9オーバー「81」の106位タイ。しかし、第1ラウンドでの『ホールの間違ったスコア』が発覚し、失格処分となった。詳細はのちほど発表される。この日、午前7時にインの10番からスタートした不動は11番でコースに引き上げ、すぐにクラブハウスを後にした。不動はこれまで国内メジャー3冠を達成しており、今大会では史上初のメジャー4冠がかかっていた。また、塩谷育代が持つ45歳345日の大会最年長予選通過記録更新の可能性もあった。2000年から6年連続賞金女王で絶対的な強さを誇った。03年にツアー記録の年間10勝を挙げている。04年には27歳で通算30勝目を挙げ、最年少で永久シード選手となった。11年の「サイバーエージェントレディス」が最後の優勝。14年に賞金シードを手放すと、近年は永久シードの資格で年間数試合に出場している。今季は開幕戦から2試合連続で予選落ち。今大会が自身シーズン3戦目だった。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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