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12月30日は、タイガー・ウッズの誕生日。1975年生まれで、きょうで46歳。本名はエルドリックで“タイガー”のミドルネームは父親の友人の名前にちなんで付けられた。

タイガーと息子・チャーリー君のグータッチ【写真】

数々の金字塔を打ち立ててきたスーパースター。「全米ジュニア」、「全米アマ」を3連覇するなどアマチュア時代から頭角を現し、スタンフォード大学在学中の96年にプロ転向。同年の「ラスベガス招待」でプロ初優勝を挙げると、翌97年は「マスターズ」で最年少優勝するなどシーズン4勝を挙げて史上最年少で賞金王にも輝いた。

その後も勝ち星を重ね、99年に「全米プロ」、2000年に「全米オープン」と「全英オープン」を制しグランドスラム達成。00年は「全米プロ」を連覇し、翌01年の「マスターズ」にも勝利しメジャー4連勝。05年にダブル・グランドスラム、08年には「全米オープン」を制しトリプル・グランドスラムを成し遂げている。

しかし、その天才ゴルファーも、ケガやプライベートのトラブルで13年8月を最後に優勝から遠ざかった。15年から16年にかけては4度にわたり腰の手術を行い、18年1月から本格復帰。たびたび優勝争いにも顔を出し、19年「マスターズ」で14年ぶり5度目の大会制覇。メジャーでの勝ち星を「15」とすると、日本で初開催となった同年の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」でサム・スニードに並ぶツアー最多勝利数「82」を記録。21年に世界ゴルフ殿堂入りを果たした。

96年のプロ入り直後から「タイガー・ウッズ ファウンデーション」を設立し、ジュニア育成にも力を入れている。06年には経済的に恵まれていない子どもたちを支援する「タイガー・ウッズ・ラーニングセンター」を設立。他にも、アールウッズ奨学金制度などにも携わっている。

通算勝利数では歴代1位タイとなっているが、メジャーに限定すると立ちはだかるのはジャック・ニクラスが打ち立てた通算18勝だ。大きな壁であることは間違いないが、これまでも幾度にわたって奇跡的なプレーをみせ、数々の大記録を残しケガやスキャンダルからも復活してきただけに、きっとやってくれると期待せずにはいられない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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