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国内女子ツアーが来季日程発表、試合数増減なしも賞金増額 下部ツアーは青森でも開催

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日(火)、都内で会見を行い、2023年の日程を発表した。レギュラーツアーは今年と変わらず全38試合を開催。賞金総額は44億9000万円で単年としては過去最高額となった。

隆盛を極めている国内女子ツアーは、来季も同数の試合数が現時点では見込まれている。大会名変更、開催コース変更などはあるものの、大きな変化はなかったなかで、2戦目の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」が3日間から4日間大会に変わる。

明治安田生命レディスに加え「リゾートトラストレディス」、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」、「樋口久子 三菱電機レディス」が賞金増額。「ゴルフ5レディス」が減額、日本と共同で開催される米ツアーの「TOTOジャパンクラシック」が為替の影響で減額と見込まれ、差額の4786万円が増額となる。

大会名変更では「ほけんの窓口レディス」が「RKB×三井松島レディス」に、「リシャール・ミル ヨネックスレディス」が「リシャール・ミル ヨネックスレディスin朝霧」、「ニッポンハムレディスクラシック」が「ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ」に変わる。

開催コースが変更されるのは10試合で、「ブリヂストンレディスオープン」が千葉県から「中京テレビ・ブリヂストンレディス」時代の愛知県・中京GC石野Cに復帰。「大東建託・いい部屋ネットレディス」が北海道開催から福岡県開催に変わる。TOTOジャパンクラシックは過去にも行われた太平洋クラブ美野里Cでの開催に戻った。

下部のステップ・アップ・ツアーは今季の17試合から21試合に増える。「大王海運レディスオープン」、「あおもりレディスオープン」、「サロンパスレディスオープン」の3大会が新規開催。また、「ルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディース」が開催再開される。

コロナ禍の影響で日程がズレていた「JLPGA新人戦加賀電子カップ」は来年12月に2大会が開催。同日程で、22年合格者と23年合格者が出場し、2日間大会から3日間大会となり、賞金も増額される。

45歳以上の選手が出場するレジェンズツアーは3試合が開催。女子ツアー全体では5試合が増え全65大会。賞金総額も1億5286万円が上積みされる。

レギュラーツアーは3月2日に「ダイキンオーキッドレディス」で開幕。ステップ・アップ・ツアーは同15日から始まる新規大会の大王海運レディスオープンで開幕を迎える。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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