12月17日は、今季初シードを獲得した岩崎亜久竜の誕生日。1997年生まれで、きょうで25歳になった。
静岡県駿東郡清水町出身。8歳からゴルフをはじめ、中学3年だった2012年の「関東ジュニア」で2位に入り、日本大学進学後の19年、「日本アマ」で4位などの成績を残しプロ転向を果たした。
20年のQTで25位に入り、21年はABEMAツアーを主戦場とし、2戦目の「太平洋クラブチャレンジ」ではプレーオフを戦うなど、11試合に出場し3度のトップ10入りと実力をみせた。
21年のQTでは9位に入り、22年は国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」で5位フィニッシュのシーズンスタート。その後も調子を上げて「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」3位、「フジサンケイクラシック」5位タイ、「カシオワールドオープン」2位など、優勝争いを演じ初優勝まであと一歩のところまで迫り、賞金ランク3位と一気にブレークを果たした。
魅力は181センチの長身を生かしたロングドライブ。22年の平均ドライビングディスタンスは、299.32ヤードで9位。またフェアウェイキープ率は56.026%で42位につけ、ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算したトータルドライビングの6位は、ドライビングディスタンス上位の選手なかではトップ。つまり、飛んで曲がらない安定感の高いティショットを放っている。
亜久竜(あぐり)という名前は、外国人にも呼びやすく覚えやすいとの両親の思いが込められているそう。来季は米ツアーの予選会への挑戦も視野に入れているという。今後の活躍が楽しみな選手だ。
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