スポーツベッティング、「ドラフトキング」が米国男子ツアーの「WMフェニックス・オープン」会場となるTPCスコッツデール(米アリゾナ州)に隣接するビルディングの建設を発表した。2023年秋に開場予定で、2024年大会ではファンはWMフェニックス・オープンを観戦しながら、ギャンブルを楽しむことができるという。
TPCスコッツデールの隣に立てられるビルの完成予想図【写真】
PGAツアーのジェイ・モナハン会長は「これでスポーツベッティングの新しい世界になる」とスコッツデール市長のデービット・オルテガ氏と完成予想図をともにコメントを発表した。2018年から『スポーツベッティング』は米国の多くの州で合法化。「ドラフトキング」や「ファンデュアル」などのスポーツベッティング社は携帯アプリなどから賭けることが可能になり、その人気は上昇している。
アリゾナ州は合法となった州の一つで、NBAのフェニックス・サンズの本拠地のフットプリント・センター、MLBのダイヤモンドバックスのチェイス・フィールドでも“スポーツベッティング”の施設がオープンしている。
WMフェニックス・オープンは1週間に50万人が集まるPGAツアーでも最大のファンの集客を誇る大会。1万平米メートル以上の施設には巨大スクリーンでプレーが流され、バーが設置された会場ではファンはビールを片手に“ギャンブル”を楽しむことができる。
PGAツアーはこれらの『スポーツベッティング』からコミッションを得ており、現在の『スポーツベッティング』ブームは同ツアーの大きな収入源となっている。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA.Net>
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