<マイナビABCチャンピオンシップ 2日目◇4日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>
初日はショットの不調から3オーバー・82位タイと出遅れた石川遼。予選カットラインとの戦いとなった2日目もボギーが先行する苦しいゴルフで、2バーディ・4ボギーと2つスコアを落としてトータル5オーバー・90位タイで予選落ち。大会を去ることになった。
「ショットはきのうより修正できたところはあったので、内容的には戻せたかなという感じ。また来週に向けて頑張りたい」と、ショットがまったく上手くいかずに疲れ切っていた初日よりは表情が明るい。
そのなかで気になったのは、先週から足裏で傾斜の度合いを測り、カップに指をかざして狙いを定める『エイムポイント』を取り入れたこと。世界でもいち早く試合で実践したアダム・スコット(オーストラリア)が有名で、JGAナショナルチームでも教えているため、金谷拓実や蝉川泰果なども行っている。石川は2週前の「日本オープン」でスコットや蝉川と一緒に練習ラウンドしており、その影響を受けたのだろうか。
「佐藤さんがキャディとしてすごく興味があるというので、試合で1カ月前からやり出したんです。それを聞きながら距離感だけは自分で調整して、参考程度にやっています。自分のラインの読みとすり合わせたりしています」。確かに石川のエースキャディを務める佐藤賢和さんはグリーンを読むときにエイムポイントを行っている。石川がパッティング練習をしている間、佐藤キャディは足裏の感覚と傾斜の方向を合わせる訓練も欠かさない。
石川自身はまだ取り入れて2試合だが、迷いなくパットが打てるようになったという。「スライスとフックで、特にフックのほうがけっこう雰囲気で読んでしまっていたので、しっかりと狙いを決めるというところで参考にしていますね。本当にエイムポイントはシンプル化されているので、メンタル的にも選手の助けになる」と語る。
また石川は「自分の番が来たらすぐに打ちたいので、スロープレーにならないように」と気を付けている。我々一般ゴルファーも真似するときは注意したい。(文・下村耕平)
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