このエントリーをはてなブックマークに追加

渋野日向子がディフェンディング大会で今季国内2戦目 畑岡奈紗も2年ぶり参戦【今週の主要大会】

米国女子ツアーは1週間のお休みということで、米ツアーメンバーの渋野日向子、畑岡奈紗が国内女子ツアーに参戦!渋野はディフェンディングチャンピオンとして、自身初の大会連覇を目指す。今週のツアーを一挙おさらい。

■国内女子「樋口久子 三菱電機レディス」(28〜30日、埼玉県・武蔵丘ゴルフコース、賞金総額8000万円)

関西戦から舞台は東に移り、埼玉県で「樋口久子 三菱電機レディス」が行われる。昨年大会は渋野日向子とぺ・ソンウ(韓国)とのプレーオフにもつれこみ、スーパーショットでイーグルを奪った渋野が劇的優勝。ディフェンディングチャンピオンとして、今年5月以来の今季国内2戦目を迎える。

米ツアーメンバーとして戦っている畑岡奈紗も、主催者推薦で参戦。日本単独開催で行われた2020年「TOTOジャパンクラシック」以来、およそ2年ぶりに日本でプレーする。さきに2週連続で国内ツアータイトル防衛に臨んだ古江彩佳はエントリーしていない。

さらに日本メンバーも、先週2勝目を挙げた19歳のルーキー・川崎春花や、メルセデス・ランキング1位を走る山下美夢有、今季5勝の西郷真央らが出場。強力なフィールドで、どんなドラマが生まれるか。

■国内男子「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」(27〜30日、茨城県・PGM石岡ゴルフクラブ、賞金総額1億5000万円)

コロナ禍で中止が続いていた大会が3年ぶりに復活。「HEIWA・PGMチャンピオンシップ」が茨城県・PGM石岡ゴルフクラブで行われる。

同コースは、今年4月の国内男子ツアー「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」が行われた舞台。同じコースで1年に2度レギュラーツアーのトーナメントが開催されるのは、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が発足した1999年以降初めてのことになる。

沖縄で行われた前回大会で、ツアー3勝目を飾った“虎さん”ことチェ・ホソン(韓国)が3年越しの連覇を目指す。先週のナショナルオープン「日本オープン」で史上初のアマ2勝目を挙げた蝉川泰果(たいが・東北福祉大4年)は出場しない。

■米国男子「バターフィールド・バミューダ選手権」(27〜30日、バミューダ諸島・ポートロイヤルGC、賞金総額650万ドル=約9億7000万円)

米国本土から海を渡り、北大西洋に浮かぶイギリス領の島・バミューダ諸島で「バターフィールド・バミューダ選手権」が行われる。昨年大会は132名の出場可能人数に満たない128名で争われる“異変”も起きたが、今年は現時点では問題なさそうだ。

昨年大会はルーカス・ハーバード(米国)がツアー初優勝を遂げたが、今年は出場せず。松山英樹をはじめ日本勢はエントリーしていない。

■欧州男子「ポルトガル・マスターズ」(27〜30日、ポルトガル・ドム・ペドロ・ビクトリアGC、賞金総額175万ユーロ=約2億5000万円)

スペイン3連戦から隣国ポルトガルに舞台を移し、「ポルトガル・マスターズ」が行われる。レギュラー大会としてはシーズン最後から2番目の大会で、最終戦「DPワールドツアー選手権」まで残りわずか。シード権争いも佳境に入り、負けられない戦いが続く。

日本からは川村昌弘が、スペイン戦からの連戦に臨む。現在ランキング86位につけてシード権獲得は確実ともいえるが、さらにポイントを積み重ねたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>