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馬場咲希が第一関門クリア! 次の目標は「いまよりも上の順位」

<日本女子オープン 2日目◇30日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6839ヤード・パー72>

日本一を決めるナショナルオープンで堂々のプレーを見せた。「全米女子アマ」を制した馬場咲希(代々木高2年)は2バーディ・3ボギーの「73」で回り、決勝進出圏内となるトータル2オーバーで予選36ホールを終えた。

きょうはサムライブルーさながらの青い“JAPAN”のユニフォームで挑んだ馬場。インコースからスタートした出だし数ホールは3〜4メートルのバーディパットが決まらず、ガマンの展開に。中盤ではティショットがラフやフェアウェイバンカーにつかまりだしたが、パーオンを逃しの寄せワンなどでしのぎ続けた。「外した時は悔しかったけれど、ピンチをパーで拾えたところも多かった」と前向きにこつこつとパーを並べ続けた。

そして、最後の18番パー5で63ヤードからの3打目を2メートルにつけて、初めてのバーディを奪取。「いい感じで耐えて、最後の最後でバーディがきた」と控えめなガッツポーズを見せて後半に入る。

4番パー4ではまたも3打目を3メートルにつけてバーディ。一時はトゥデイ2アンダー、トータル1アンダーまで伸ばした。だが、5番でボギーを喫すると、7番、8番と連続ボギー。「5番の後にボードを見たらわたしの名前が載っていたので『うれしいな〜』と思っていたけど、載らない位置に行ってしまった…」と2日連続の終盤での失速を悔やんだ。

それでも大きくスコアを崩す選手が多いなか、トゥデイ1オーバーは及第点。開幕前に掲げていた「4日間戦う」という目標は難なくクリアした。そして次の目標を立てる。「上位でプレー出来たら強いプロの方たちとラウンドできると思います。予選通過したときの順位よりも上を目指して頑張りたいです」。バックナインのカギは“集中力”と“楽しむこと”。17歳は自然体を強調して、決勝ラウンドに意気込んだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>