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「ミスの幅が大きく出てしまった」 石川遼は12試合ぶりの予選落ち

<パナソニックオープン 2日目◇23日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7113ヤード・パー72>

直近4試合中、前週の2位を含む3試合でトップ5入り。3年ぶりツアー18勝目の期待も高まっていた石川遼だったが、この日はツアーでは9ラウンドぶりのオーバーパーとなる「73」。トータル1アンダー・84位タイで12試合ぶり、今季3度目の予選落ちとなった。

出だしの10番は納得のティショットを打ってスタートした。しかし、11番パー5はティショットを右に曲げてOB。それでもボギーでしのぎ、イーブンパーの「36」で折り返した。後半の1番でカラーから6メートルの距離をパターで打って2メートル強オーバーし、返しも外してボギー。続く2番パー5はティショットを左の林に曲げるなどボギーとして後退し、その後も巻き返せなかった。

「一打のミスがボギーになった。リカバリーできませんでしたね。めちゃくちゃいいショットを打ち続ける必要はなくて、ミスをしたときの質、ミスのレベルが今週は波があって、その幅が大きく出てしまった」と狭いコースがミスを見逃してくれなかった。

前週2位からの予選落ち。「今週試合に入る前に、先週よりもスイングをよくしていきたいというのがあった。先週は結果的には悪くなかったけど、本当に目指しているスイングに対してパーフェクトではないので。先週よりいい感じだなっていうのはあったんですけど、試合になるとできなかったのもある。それの繰り返し。しっかり来週に生かしたい」。まだまだスイング改造は道半ば。緊張感やコースロケーションによっても精度の落ちないショットを目指して、石川は前に進み続ける。

<ゴルフ情報ALBA.Net>