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地元で“エリカのゴルフ”を再確認 原英莉花は「収穫の多い一週間」

<資生堂レディスオープン 最終日◇3日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>

トータル6アンダーの21位タイという順位以上に、原英莉花にとって大きな意味を持つ一週間となった。「収穫が多かった」とつかんだ手ごたえは少なくない。

原英莉花がドレスに着替えたらこうなる【写真】

いいことも悪いことも知ることができた。「久々に初日にアンダーパーで回れましたし、2日目もアンダーで回れた」とスコアの面ではもちろん、「練習で意識していることがボールにつながってきています。傾向は一辺倒な感じなので、割り切ってプレーに集中できている」と迷いも消えてきた。

自分のプレースタイルも再確認できた。「私はアプローチでしのいでパー、というタイプではない。アイアンでチャンスにつけて、それをいかに読んで入れるか。そこが入らないと崩れる。それが私ですし、それができました」。切れ味鋭いショットを武器にアグレッシブに攻め抜く。それが“エリカのゴルフ”だ。

一方で課題も見つかった。「気持ちが入ったときに“こういうミスが出るんだ”と分かりました。意識するところを意識しすぎてしまうとこうなるんだ、とか」。ギアを上げたいところで気を付けるべきポイントも見つかった。

「悔しいは悔しいですが、一歩一歩成長と考えて。夏に向かっていいきっかけとなりました」。地元・横浜で見えた光明。賞金ランキング51位、ポイントランキングは63位と苦しんだ今までの分まで、ここから一気に反撃に出る。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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