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雨で初日「80」と出遅れた田村尚之 “ホリエモン”の手料理で巻き返しだ

<全米シニアオープン 初日◇23日◇ソーコンバレーカントリークラブ(ペンシルベニア州)◇7028ヤード・パー71>

昨シーズンの国内シニアツアー賞金ランク4位以内の権利で「全米シニアオープン」への切符を得た田村尚之だったが、一度はコロナ禍ということもあって出場を辞退するつもりでいた。しかし、交流のある“ホリエモン”こと堀江貴文氏の『人生一度きりじゃないですか。もったいないですよ。僕がキャディしますから行ってくださいよ』というメッセージをきっかけに一転、出場を決めた。

そして迎えた夢舞台の初日は、2バーディ・8ボギー・1トリプルボギーの「80」。9オーバー・121位タイと出遅れた。「きょうの午前スタートは雨で大変でした。自分も我慢はしたんですが…どうにもなりませんでした。きょうは条件が悪かったけど、あしたは頑張って良いゴルフをしたいですね」と田村は2日目に向けて前を向く。

今週、田村のバッグは堀江氏が担いでいる。大会期間中はホテルではなく大きな一軒家を借り、田村の妻と息子の有康(ゆうこう)さん、堀江氏とマネージャー、そして、田村のスポンサー1人の大所帯で共同生活をおくる。

そんな“チーム田村”の胃袋を満足させているのは、堀江氏の手料理。田村からは、オーブンを使って肉料理をする堀江氏の姿が送られてきた。香ばしい匂いが伝わってきそうなほどおいしそうな出来映えだ。

田村はサトウ食品とスポンサー契約を結んでおり、「サトウのごはん60パック」を日本から持ち込んでいる。おいしい手料理とご飯を並べて、賑やかで楽しい食事を楽しんでいるに違いない。この雰囲気であす2日目の好スコアを期待したい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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