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現地時間29日火曜日の午前9時、タイガー・ウッズ（米国）が所有するプライベートジェットがフロリダ州セントルーシー近くのエアポートを飛び立った。ウッズを乗せたと見られるそのジェットはジョージア州オーガスタのオーガスタ地域空港に到着したことが確認された。地元の「ユリカアース」がツイッターでウッズのジェットが滑走路に到着する姿を伝えている。

その後ゴルフコーチのジェームス・リドヤード氏がツイッターで「タイガーは今日、オーガスタ・ナショナルGCをプレーしたのを確認した」と伝えた。

最新の「マスターズ」出場選手には大会5勝の歴代チャンピオンのウッズの名前がまだ掲載されている。

ジャック・ニクラス（米国）、ゲーリー・プレーヤー（南アフリカ）、トム・ワトソン（米国）、そしてフィル・ミケルソン（米国）は歴代チャンピオンのなかでもプレーしない選手としてアップされているが、ウッズは出場のままとなっている。

複数の目撃情報によると、タイガーは火曜日、息子のチャーリー君を伴いオーガスタ・ナショナルGCに到着したと伝えている。

2月、ウッズは自身のファンデーションが主催する「ジェネシス招待」（米カリフォルニア州）に登場。TV放映にも出演し、「PGAツアーでいつかプレーするが、それはいつだかは分からない」と話していた。また公式会見ではリハビリが思うようなスピードで進んでいないことを語り、「12月のPNC選手権から比べるとずっと体は強くなった。しかし1週間で練習ラウンド、プロアマ、そして4日間の試合をプレーすることはまだできない」とし、「ショットよりも18ホールを歩くことがとても大きな問題」とした。

この発言からアップダウンのあるオーガスタ・ナショナルGCでの復帰はないだろうというのが大方の予想だったが、どうやら現在プレーできるかを試しているよう。ウッズの復帰戦がマスターズとなる可能性が大きく浮上した。（文・武川玲子=米国在住）

<ゴルフ情報ALBA.Net>