<AT&Tペブルビーチ・プロアマ 事前情報◇1日◇ペブルビーチGL(6972ヤード・パー72)、スパイグラスヒルGC(7041ヤード・パー72)、モントレーペニンシュラCC(6957ヤード・パー71)◇米カリフォルニア州>
昨年ペブルビーチで迎えた最終日、ダニエル・バーガー(米国)は18番パー5で残り250ヤードのセカンドショットを3番ウッドで約9メートルに2オンし、このイーグルパットを沈めマーベリック・マクニーリー(米国)を大逆転し、ドラマチックな勝利でツアー通算4勝目を挙げた。
あれから1年、タイトル防衛に臨むバーガーのバッグの中身には、珍しいクラブが入っている。それはなんと、昨年と同じアイアンというだけでなく、バーガーが高校生のときに使い始めたという「11年もの」のアイアンだという。
使っているのはテーラーメイドの『TP MCフォージド』。2011年に発売されるや超お気に入り。「すっかり離れられなくなった。大学時代も使い続け、プロになってコーンフェリー・ツアーを戦うときも手放せなかった。そしてPGA ツアーに来ても使い続けた」。実際には途中別メーカーとの契約もあり、何度も新しいクラブをテストした。「でもどうしてもこのアイアンが僕にとってはベスト。ならどうして違うものを探さないといけない?」と笑う。
とはいえ11年も経ったモデルのアイアンセットはすでに製造されておらず、新品を入手することは困難。バーガーはeBayなどのネットオークションなどで見つけてはバックアップとして購入。そしてバーガーがこのアイアンを使い続けている話が米メディアで掲載されると、多くのファンからバーガーに連絡が入った。「今ではフルセットがガレージに山のようにある(笑)。まだしばらくはこのアイアンを使い続けることができるんだ」と満足げに話す。
一方で昨年逆転の一打を放った3番ウッドはすでにバーガーのバックから姿を消した。
「なぜだか3番ウッドはすぐに壊してしまうんだ。この前ハワイでも折れてしまったし、その2カ月前にも壊した。怒って折ったりしたわけじゃないよ。フェースが割れたり一部が欠けたり、シャフトが変になったり…、とにかく3番ウッドとは縁がない」と言う。
トップランカーがこぞってアジアンツアーの「サウジ国際」へと向かった今週。「僕はこの大会が1年で一番好き。今週もすばらしいコースを楽しみたい」とタイトル防衛に意欲をみせた。(文・武川玲子=米国在住)
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