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ジョン・ラームの独り言がキャッチ… ツイッターで炎上!?

<ザ・アメリカンエクスプレス 最終日◇23日◇PGAウエスト スタジアムC(米カリフォルニア州)◇7147ヤード・パー72>

「ザ・アメリカンエクスプレス」に参戦している世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)は、最終日に「71」と伸ばせず最終的には14位タイに終わった。

ラームは2日目、PGAウェストのニクラス・トーナメントCをプレー。スタートの10番はバーディ発進したが、17、18番と連続ボギー。いら立ちを募らせると「●■▲!なんてひどいセッティングだ。まるでパッティングコンテストだ」とつぶやきながら次のホールへと向かった。

今大会は予選3日間を3つのコースをアマチュアと一緒に回るプロアマ形式。それゆえにピンポジションなどコースセッティングは通常のプロだけのトーナメントよりはずっと簡単に設定される。難しくするとアマチュアのプレーに時間を要するからだが、その簡単なセッティングで思ったプレーができずにフラストレーションを爆発させてしまったというわけだ。

ラームは2018年大会で優勝した歴代チャンピオンの一人。初日はラ・キンタCCで「66」をマークし上機嫌。「ラ・キンタCCは素晴らしいコース。コースのコンディションも最高だし、いいプレーをすればバーディチャンスが待っている。毎年このコースをプレーするのを楽しみにしている」と絶賛していた。

現在のPGAツアーではギャラリーが写真や動画を撮ることは許可されており、ソーシャルメディアへの投稿はむしろ推奨されている。

翌日この動画がツイッターに投稿されると、「ツアーはもっといいコースでプレーするべき」や、「ラームは出る必要なし」、「嫌ならプレーしなくていい」など賛否両論が飛び交っている。

ラームはもともと感情を表に出すエモーショナルな選手として知られているが、昨年の長男誕生からすっかり良きパパで悪童ぶりもなりを潜めていたのだが…。カメラが常に取り囲んでいる現在は、気持ちの隙間を撮られてしまったようだ。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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