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アーロン・ビバリーがジェネシス招待出場へ タイガー・ウッズがツィート!

タイガー・ウッズ(米国)がホストを務めるジェネシス招待(2月17〜20日)に、チャーリー・シフォード推薦でアーロン・ビバリー(米国)が出場する。

18日、タイガーが「2022のシフォード推薦でアーロン・ビバリーを迎えることをとても楽しみにしている。チャーリー・シフォードはアーロンがリビエラCCでPGAツアーデビューを果たすことをとても誇りに思っているだろう」とツィートした。

チャーリー・シフォード(米国)は1961年、それまで白人に制限されていた米PGA ツアーに初の黒人選手としてメンバーとなった選手。67年に「グレーター・ハートフォードオープン招待」、69年に「ロサンゼルスオープン」に勝利しツアー通算2勝、ゴルフ界で人種差別と戦ってきた選手として知られ、2015年に他界した。09年より毎年同大会では主に有色人種など少数民族のバッググランド1選手を招待しているが、17年に「チャーリー・シフォード推薦」と名付けられた。

ビバリーはカリフォルニア州出身の27歳、カリフォルニア州立大サクラメントの出身でAPGA(アドボケイツ・プロゴルフ協会=アフリカンアメリカン(黒人)やその他のマイノリティーにプロのハイレベルな戦いの場を提供するツアー)でプレーし、21年11月には同ツアーのフォールシリーズ最終戦、ロサンゼルスのウィルシャーCCで開催されたA米国男子ツアー・アット・ウィルシャーで勝利を勝利した。

父の影響で3歳の時にクラブを手にしたビバリー。父は大学でフットボールのコーチを務めた後、北カリフォルニアのゴルフコースでクラブプロを務めている。

「僕が選ばれたことにとても驚いている。リビエラCCをプレーできるだけでなくタイガーの試合に招待されることは本当に光栄なこと。こんなにうれしいことはない。」とビバリー。「僕の父はコーチであり、ベストフレンド。PGA ツアーでプレーすることに、僕以上に興奮している」と喜びを語った。

ジェネシス招待はロサンゼルス郊外のリビエラCCで2月17日に開幕する。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>