このエントリーをはてなブックマークに追加

新ルール「グリーン・リーディング・ブックの使用禁止」 選手の反応は?

2022年1月1日からPGAツアーで採用されたローカルルールの一つ、「グリーン・リーディング・ブックの使用禁止」。新年初戦の「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(米ハワイ州)から施行されており、今大会から選手、キャディが使用できるのはPGAツアーが承認した「グリーン上のスロープなど、ごく普通の」情報だけが掲載されたものとなった。

果たして選手たちの反応はというと…。実はほとんどの選手が使用禁止に賛同している。

初日から首位に立っているキャメロン・スミス(オーストラリア)は「まったく問題ない。僕はもともとグリーンブックの愛用者じゃない。僕はエームポイントで感触をつかむ。自分で感覚を得るのが好きだ。だからグリーンブックを見るとその多くが失われてしまう。何度かトライをしたが、まったく好きじゃなかった」と話した。

昨年のフェデックスカップチャンピオンのパトリック・キャントレー(米国)も同様に、「これまでほとんど使っていない」と言う。「ラインに迷ったときにはキャディに尋ねる。それだけだ。だからルールが変わっても僕にはなんら影響はない」という。

またブルックス・ケプカ(米国)も使用禁止に賛同。「まったく問題ない。もしなにか影響があるとしたら、ウェッジでチップをするときに参考にしたかもしれない。グリーン・リーディング・ブックの禁止は正しい。まだ他にもルールを改正すべきこともあるけどね」と意に介さなかった。

現在フェデックスカップポイント1位、21年の「RSMクラシック」覇者のテイラー・グーチ(米国)は「僕はグリーン・リーディング・ブックの愛用者だったが、そのせいで考え過ぎていた。あまり考えないほうがいつも良いプレーができる。だから禁止になったことは僕にとっても良いこと。今年はとても楽しみにしている」と話した。

ジョーダン・スピース(米国)は「パッティングはラインを正しく読むこと、良いストロークをすること、正しいスピードで打つことが必要。ブックを使用するとこれらのスキルが不要となる。それは正しいことではない」。38人が出場する今大会では賛成派が多数を占めた。

「ゴルフの科学者」を自称するブライソン・デシャンボー(米国)は出場しているがまだ一度もメディアとは話していない。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

【関連記事】