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「重心位置が安定する」上田桃子、ショット改善の秘密はバランスボール

<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目◇26日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>

大会2日目を終えてトータル5アンダーの3位タイにつけた上田桃子。「いいところも悪いところもある」という18ホールも「毎日アンダーで上がるのが目標。まずはそれができてよかった」と安どの表情を見せた。

3試合連続トップ10入りで乗り込んだ最終戦も「ショットの調子は良くなかった」というなかで調整が始まった。ようやくコーチが来たのが前日のプロアマ戦後。時間は少なかったが「昨日、きょうとだいぶ教えてもらったことが機能しています」とギリギリ間に合った。

2日目の朝の練習ではバランスボールを足に挟んでショットを打つ場面も。「重心位置が安定するということと、足を使うタイミングが早くならないように」とその理由を明かす。こういった1つ1つが「もう少し楽に回りたい(笑)」という難コースでも役立っている。

だが、コーチが最後に託したのは「いろいろ言ったけど、最終的にはコースと向き合うんだよ」という言葉。「練習ではポイントを気をつけて、試合では技術的なことを考えないようにできれば、本来自分の持っているいいものが出る」。最大限のできる準備をしてコースではスコアだけを考える。それができたとき、悲願のメジャータイトルが見えてくる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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