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「一緒に最終日最終組で」 小祝さくらが果たしたい姉弟子との“誓い”

<TOTOジャパンクラシック 2日目◇5日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

トータル10アンダーに伸ばし単独首位の座を守った小祝さくら。終盤、古江彩佳に並ばれたものの、最終18番で4メートルをねじ込んでバーディを奪い、突き放した。今季6勝目に向け、トップのままムービングデーに入る。

前半はバーディを奪えず、さらに7、9番で2つボギー。ガマンの展開に「きょうは厳しいゴルフになるかな」という考えも頭をよぎったが、後半はそんな不安も吹き飛ばす好ラウンドを見せた。10番で初バーディが来ると、12番パー3ではティショットをグリーン右バンカーに入れながらも、ピンまで残り26ヤードの2打目が直接カップイン。「うまくジャストで打てて、転がって入りました。決まってなくても近かったとは思うけど、あんなにうまくいくとは思ってなくてビックリでした」。この一打で、完全に流れをつかんだ。

「後半もショットがキレていたわけではないけど、うまく噛み合ってくれました」と、その後も3つのバーディを積み重ねホールアウト。パー5が3つあるインコースで伸ばしたいというのは、事前からイメージしていたこと。2日目はそのうち13番、18番と2つのバーディを奪えたことも首位に踏みとどまる大きな要因になった。

そんな小祝には、早く叶えたい願いがある。それが同じ辻村明志コーチから指導を受ける“姉弟子”上田桃子と“直接”優勝争いをすることだ。「ずっと『いつかしたいね』と話してきました。最終日最終組で一緒に回ったことがまだないので、そこで優勝争いがしてみたいです」。そのために自分ができることは、3日目を終えた時にも今の位置に立っていることだ。

その上田も、3打差の4位と上位で大会を折り返した。2019年の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」(上田が優勝)では、小祝が最終組、上田がその1組前からスタートする“ニアミス”はあったが意外にも同組で争った記憶はない。「いつか回りたいといつも言っている。さくちゃんも頑張っていてモチベーションは高いと思う。なんとか自分がスコアを伸ばさないと」と、この目標は“姉”の原動力にもなっている。

賞金女王戴冠を公言し、現在賞金ランク3位の小祝にとっては、約3689万円の差をつけられている賞金1位の稲見萌寧を追い詰めるチャンスでもある。賞金2位の古江がトータル9アンダー・2位、そして稲見もトータル6アンダー・5位タイと上位につける状況を考えても、踏ん張りどころとなる。“2つの願い”を実現するためにも、トップの座を明け渡すわけにはいかない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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