ベルンハルト・ランガー(ドイツ)が2メートルのバーディパットを沈め、プレーオフ1ホール目でダグ・バロン(米国)を下すと両手を挙げてガッツポーズ。米バージニア州リッチモンドのザ・カントリークラブ・オブ・バージニア(パー72)で開催されたドミニオンエナジー・チャリティクラシックで挙げた米国男子ツアー・チャンピオンズ42勝目は“64歳1ヶ月27日”はスコット・ホーク(米国)が持つ63歳5ヶ月4日を破り同ツアーの最年長記録を更新した。
ランガーはレギュレーションの18番パー5でバーディを奪うと通算14アンダーでバロンに並びプレーオフ。1ホール目の18ン番でも2メートルを沈めてバーディ、同じく2メートル弱のバーディをパットを逃したバロンを下した。
「最後はパットがすべて。それくらいこのツアーの選手たちはみな素晴らしいプレーをする」とランガー。20年3月以来の勝利に「しばらく勝てなかったけれど、ずっとドアをノックし続けた」と約1年7ヶ月ぶりの美酒はランガーにとっては“長い時間”だったと笑う。
72年にプロ転向、85年からは米ツアーを主戦場に戦い85年、93年にはマスターズを制した。米国男子ツアーでは3勝のみだが、07年から戦うシニアの米国男子ツアー・チャンピオンズではなんと42勝と強さを発揮している。
チャールズシュワブ・ポイントもこれで1位に浮上、2位はジム・フューリク(米国)、3位はアーニー・エルス(南アフリカ)で、5大会に出場したフィル・ミケルソン(米国)は26位につけている。
「フィルやアーニーらどんどん若い選手が出てくる中で戦い続けることができるのは本当にすばらしいこと。まだまだ戦いたい」と意欲を見せるランガー、コロナ禍で20〜21年が1シーズンとなった米国男子ツアー・チャンピオンズ、今季もあと2試合。最終戦のチャールズシュワブカップ選手権は11月11〜14日、アリゾナ州のフェニックスCCで開催される。(文・武川玲子=米国在住)
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