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国内女子は中止→“変則プレーオフ”で勝者が決定 マキロイが節目の米通算20勝【先週の主要ツアー振り返り】

■国内男子ツアー「日本オープン」(10月14〜17日、滋賀県・琵琶湖CC、賞金総額2億1000万円)

日本一の座を争うメジャー大会は、トータル19アンダーのショーン・ノリス(南アフリカ)が、2位の池田勇太に4打差をつけ圧勝。今季2勝目を挙げ、優勝賞金4200万円を手にした。

今週はオープンウィークで、次戦は来週28日から茨城県の美浦GCで新規大会「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント」が行われる。

■国内女子ツアー「富士通レディース」(10月15〜17日、千葉県・東急セブンハンドレッドC、賞金総額1億円※75%加算)

降雨によるコースコンディション不良のため最終ラウンドが中止になった大会は、トータル12アンダーの勝みなみと古江彩佳による3ホールの変則プレーオフで優勝を争った。その結果、大会を主催する富士通所属の古江が勝利。アマチュア時代の2019年に続く大会2勝目、今季4勝目で賞金1350万円を加算した。

2週連続優勝がかかった渋野日向子が1打差のトータル11アンダー・3位、上田桃子と稲見萌寧がトータル9アンダー・4位タイと続いた。

今週は21日(木)から兵庫県のマスターズGCで、総額2億円の高額大会「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」が開催される。

■米国男子ツアー「ザ・CJカップ@サミット」(10月14〜17日、米ネバダ州・ザ・サミットC、賞金総額975万ドル=約11億1150万円)

トータル25アンダーまで伸ばしたローリー・マキロイ(北アイルランド)が、今年5月の「ウェルズ・ファーゴ選手権」以来となる優勝で、米ツアーで節目の通算20勝目を挙げた。1打差の2位にコリン ・モリカワ(米国)、3位にはリッキー・ファウラー、キース・ミッチェル(ともに米国)が並んだ。

日本勢で唯一出場した松山英樹は、最終日を5バーディ・1ボギーの「68」でラウンド。トータル10アンダー・59位タイで大会を終えた。

今週は舞台を日本のアコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉県)に移し、21日から「ZOZOチャンピオンシップ」が開催される。松山らがエントリーリストに名を連ねている。

■欧州男子ツアー「エストレージャ・ダムN.A.アンダルシア・マスターズ」(10月14〜17日、スペイン・レアル・クラブ・バルデラマ、賞金総額300万ユーロ=約3億9600万円)

トータル6アンダーまで伸ばしたマシュー・フィッツパトリック(イングランド)が、ツアー通算7勝目を挙げた。3打差の2位タイに米国女子ツアーで活躍するミンジー・リー(オーストラリア)の弟ミンウー・リー(オーストラリア)とセバスティアン・ソーデルベリ(スウェーデン)が続いた。

川村昌弘はトータル3オーバーの37位タイ。世界ランキング1位で地元のジョン・ラーム(スペイン)が予選落ちする波乱もあった。

今週は21日から、モロッコのロイヤルゴルフダルエスサラーム レッドCで「ハッサン2世トロフィー」が行われる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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