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米男子の“新人王”はウィル・ザラトリス 「新シーズンをツアーメンバーとして迎えられることに興奮」

米国男子ツアー、2020−21シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーが発表された。ツアーメンバーの投票で選出されたのは4月の「マスターズ」で、松山英樹に1打及ばなかったものの、2位で終えたウィル・ザラトリス(米国)だった。

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25歳のザラトリスは、昨シーズン25大会に出場。昨年9月の「全米オープン」で6位に入ると、翌週の「コラレス・プンタカナ リゾート&クラブ選手権」で8位になるなど序盤から好成績をおさめた。さらに11月の「バミューダ選手権」で16位となりテンポラリー・メンバー(特別一時会員)の資格を獲得。「全米プロ選手権」も8位と、メジャーでも活躍した。

19年から下部のコーンフェリー・ツアーに参戦。しかし昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でツアーが中断されたため、出場資格の移行などについては20、21年の2年で1シーズンの扱いになった。そのため下部ツアーからの昇格もゼロとなり、ザラトリスも正式メンバーになれなかった。

そこでテンポラリー・メンバーとして11月以降、PGAツアーでプレー。大活躍を続けたが、年間王者を決める終盤のプレーオフ3試合に進出することが資格上できなかった。しかしノンメンバーながら1296ポイントを獲得。21−22シーズンの出場権を得るには十分だった。

昨シーズン、ルーキーとしてプレーしたのはザラトリスとガリック・ヒーゴ(南アフリカ)、ラファエル・カンポス(プエルトリコ)の3人だけ。『アーノルド・パーマー・アワード』と呼ばれる同賞をテンポラリー・メンバーが受賞するのは、01年のチャールズ・ハウエルIII(米国)以来のことだ。

新たなシーズンの開幕戦となる今週の「フォーティネット選手権」(16日開幕・米カリフォルニア州ナパバレー)に出場するザラトリスは、「僕はパーマー氏の奨学金でウエイクフォレスト大へ進学した。だからこうしてまたパーマー氏の賞を貰えることは本当にうれしい。昨年はコロナ禍で4カ月もプレーできない時期があったから、今こうして新しいシーズンをツアーメンバーとして迎えられることにとても興奮している」と喜びを語った。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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