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松山英樹は終盤にミスもショットに手ごたえ「シーズン最後なのでいい形で終われるよう」

<ツアー選手権 3日目◇4日◇イースト・レイクGC(米ジョージア州)◇7346ヤード・パー70>

年間王者を決める大会で下位に低迷している中、懸命に上を目指した松山英樹。序盤は4番から3連続バーディを奪い、スコアを伸ばした。好調なショットを武器に2日連続のビッグスコアを狙い13番でもバーディ。ここからと思ったが、そこから大きくスコアを落とした。

「途中まで、14番のティショットまですごくよかったけど、まあ14番はパーを取れたので、本当に残りの4ホールというのはすごく悔しい内容で終わってしまった」。15番のパー3でティショットを池に入れダブルボギー。17番では3パットボギー。18番パー5では2オンに成功するもここでも3パット。首をかしげる上がりとなった。

出だしからドライバーが好調だったラウンド。手ごたえをつかんで進んだラウンドだったが、もったいないミスから崩してしまった。一時はトータル3アンダーまで伸ばしたが、終わってみれば1つ伸ばすにとどまり、トータルイーブンパーの26位タイから最終ラウンドに向かう。

7月上旬にコロナ陽性が判明。休養空け初戦が東京五輪。そこからの6連戦。疲れもあった中で、戦い抜いてきた。年間王者を目指し8年連続で最終戦に挑んだが、優勝争いとは大きく離れたポジションと悔しい位置。それでも前を向く姿勢に変わりはない。

「明日はシーズン最後なので、いい形で終われるように頑張りたいなと思う」と来季を見据えるが、そのためにも残された18ホールでショットの自信を確信に変えたい。「悪くはないので」とした自身の状態。最終日はきっと爆発を見せてくれるはずだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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