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プレーオフも最終戦へ!ハンディキャップ戦のルール&ビッグボーナスはいくら?

PGAツアーのプレーオフシリーズも、今週の「ツアー選手権」がいよいよ最終戦。サバイバルゲームで残った30人がついに出そろい、2020−21年シーズンの頂点を決めるときがやってきた。FedExCupランキングの上位30名しか出場できないエリートフィールドは、ちょっと変わった“ハンディキャップ方式”で行われる。開幕前に向けて、プレーオフシリーズと最終戦のしくみをおさらいしよう。

■最終戦の“ハンディキャップ制度”って?

プレーオフシリーズ最終戦の「ツアー選手権」は、“FedExCupスターティングストローク”といわれる、ハンディキャップをつけるシステムを適用。これにより、最終戦を制した選手が年間王者に輝くという道筋になった。

ハンディキャップは第1ラウンドスタート時のストロークに反映され、ポイントランク1位から順に、以下のスコアからティオフする。

<ツアー選手権スタート時のスコア>

1位:10アンダー

2位:8アンダー

3位:7アンダー

4位:6アンダー

5位:5アンダー

6〜10位:4アンダー

11〜15位:3アンダー

16〜20位:2アンダー

21〜25位:1アンダー

26〜30位:イーブンパー

プレーオフ2戦を終えて、ポイントランクトップに立つのはパトリック・キャントレー(米国)。2位にトリー・フィナウ(米国)、3位にブライソン・デシャンボー(米国)。松山英樹は22位で最終戦を迎えるので、1アンダーからのスタートとなる。

ツアー選手権終了後、この方式を合算したベストスコアの選手がツアー選手権チャンピオン。加えて、年間王者にはボーナスで1500万ドルが与えられるほか、PGAツアーの5年シードが付与される。

<ランキング順に与えられるボーナス金額(10位まで記載)>

1位:1500万ドル

2位:5000万ドル

3位:4000万ドル

4位:3000万ドル

5位:2500万ドル

6位:1900万ドル

7位:1300万ドル

8位:1100万ドル

9位:950万ドル

10位:830万ドル

昨シーズンは、ダスティン・ジョンソンが逃げ切り優勝で初の年間王者に輝いた。ボーナス1500万ドルは、日本円にしておよそ16億円。2020−21年のロングシーズンを終えて、夢のようなビッグボーナスと栄光は、果たして誰の手に渡るのだろうか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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