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優勝して戻ってきた“ニトリ3人娘” 切磋琢磨して大会初のホステス優勝へ好スタートを【きょうの注目組】

<ニトリレディス 初日◇26日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6775ヤード・パー72/パー73>

予選ラウンドから珍しい組み合わせとなった。大会を主催するニトリ所属の小祝さくら、永峰咲希、岡山絵里が同組となった(初日は7時55分にスタート)。しかもこの三人は昨年大会のあとそれぞれ勝ち星を挙げており、非常に注目が集まっている。

前回大会から4つの勝ち星、さらに2週連続優勝を手土産に戻ってきた小祝は、「毎年このコースは難しくて、あまりいい成績残せないこともありましたけど、でもその中でも去年は優勝争い出来たので、今年どうなるか分からないけど、あまり気負わず、最後まで集中力切らさずプレーしていきたいです」と意気込みを話す。

今週優勝できれば史上3人目の3週連続優勝となる。「いろんな方に3週連続頑張ってねとか言われるけど、自分の中では気にしてなくて、ここで3週出来たら嬉しいことはないけど、現実を考えたら難しいかなと思うし、コースがコースなのでゴルフが噛み合わないと厳しいなとは思っています毎年このコースは難しくて、あまりいい成績残せないこともありましたけど、でもその中でも去年は優勝争い出来たので、今年どうなるか分からないけど、あまり気負わず、最後まで集中力切らさずプレーしていきたいです」と慎重だが、勢いは最大級。自身初の地元優勝、ホステス、そして3週連続と記録的な勝利へまずは好スタートを切りたいところ。

永峰は「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」でメジャータイトルをつかんで小樽に戻ってきた。それだけに「プライドも持って頑張りたい」と例年以上に背筋も伸びる。

16年に所属契約を結んだニトリ娘の“お姉さん”は「どんどん若い選手たちが所属になっています。どんどん年上になっていきます。後輩たちががんばっていますし、さくらちゃんの活躍もがんばろうという気にさせてくれます。負けないようにがんばりたい」と後輩たちの活躍もあって気合い十分。「初日はニトリ所属の3人でのプレー。まわりやすいし、小樽で自分の成長を感じられる1週間になったらいいですね」と歓迎した。

今年の「アクサレディス」でツアー2勝目を挙げた岡山は「がんばりたい。(コースは)ラフは短め。グリーンは柔らかいけど、スピードはあります。ティショットが大事です。フェアウェイにおけるようにしたい。(ティーショットの調子は)いいです」と攻略を描く。「あとは気持ちだけです。最近弱気なので、あまり弱気にならないようにしたい」とホステス仲間とともに強い気持ちで挑む。

2010年の第一回大会からいまだ出ていないホステス優勝。三人で切磋琢磨して、今年こそつかみ獲る。

<ゴルフ情報ALBA.Net>