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五輪銀メダリストのR・サバティーニは粘って3位 「銀メダルは“安全な場所”に保管した」

<ウィンダム選手権 3日目◇15日◇セッジフィールドCC(米ノースカロライナ州)◇7131ヤード・パー70>

「ウィンダム選手権」3日目を「69」で回ったローリーー・サバティーニ(スロバキア)がトータル11アンダー、順位は一つ落としたが、首位のラッセル・ヘンリー(米国)と4打差の3位タイに踏み止まった。

東京五輪では最終日に「61」をマーク、見事に“銀メダル”をスロバキアにもたらした。そのメダルはサバティーニとともに今週の会場、セッジフィールドCC(米ノースカロライナ州)に数回帯同したという。

「週の初めにね、コースに数回持って来た。でも今はもうここにない。“安全な場所”に保管したよ」と笑う。

今季はここまで24試合に出場し、最高位は1月の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」の10位タイ。フェデックスカップ・ポイントランキングは141位でレギュラーシーズン最終戦を迎えた。今大会終了時125位までが出場できる次週のプレーオフ初戦、「ザ・ノーザントラスト」に出場するためには今週は6位内が求められるが、その可能性は大いにある位置。

「東京五輪の最終日から本当に調子が良くなった」とサバティーニ。その要因は「なぜか東京ではとてもリラックスしてプレーできた」と分析する。

五輪前は米ツアーで4大会連続の予選落ち。「ずっと自分にプレッシャーをかけすぎていたと思う。ゴルフは本当に不思議なゲーム。自分に期待するとどんどん悪い方向に入ってしまった。だから東京五輪が本当にいいきっかけとなった」と話す。

東京五輪の後はスロバキアに戻り、2度のジュニアクリニックを開催し、チャリティーイベントにも出場したという。

「スロバキアではこれまでは9000人のゴルファーしか登録されていなかったが、この10日〜2週間でたくさんの子供たちがゴルフに興味を持ち始めている。少しでも多くの人にクラブを手にしてほしい、それが我々の願いだ」と熱く語る。

今週はプレーオフ進出をかけた戦いだが、叶わなければ下部ツアーとの入れ替え戦から来季のツアーカード保持を目指す。「来週の予約? もちろん飛行機の席は確保してある。どこに行く便なのかは分からないが…」と笑う45歳。東京五輪のように最終日に粘りを発揮できるか。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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