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松山英樹、五輪明け初戦でスコアを伸ばすも30位後退に「全部良くなかった」

<WGC-フェデックス・セントジュード招待 2日目◇6日◇TPCサウスウインド(テネシー州)◇7233ヤード・パー70>

東京五輪明け初戦となる世界ゴルフ選手権の「WGC-フェデックス・セントジュード招待」は2日目。26位タイから出た松山英樹は4バーディ・3ボギーの「69」とスコアを1つ伸ばしたものの、トータル3アンダーの30位タイと順位を落とした。

松山英樹のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】

インコースから出た松山は出だしの10番、11番といきなり連続ボギーの苦しい立ち上がり。それでも、13番で約6メートル、14番で約6.8メートルと長いのを沈めて連続バーディを奪うと、18番でもバーディ。息を吹き返してハーフターンを迎えたが、後半は1バーディ・1ボギーと伸ばせず。最悪のスタートからアンダーパーでまとめたが、同組のハリス・イングリッシュ(イングランド)がトータル13アンダーまで伸ばしたこともあって、「トップがあれだけ伸びているのでね、話しにならないです」と吐き捨てた。

「全部良くなかった」とすべてにおいて納得がいかない。ショットに関して言えば「フェアウェイに行ってるからいいけど、その後のセカンドだったり…全部ですね。全部ダメ」とこの日は何度も右手を離す場面が見られた。グリーン上も「昨日もそうですが、良いフィーリングが出た時は入ってくれているので、それがが何で出ないのか?そこの波が激しいので、そこがうまく行けばなってのはある」と良いときがありながらももどかしい状態が続いている。

修正したいところは「ぜんぶです」と暑さの中でもラウンド後は練習場に直行してショットの修正、その後は練習グリーンでパットの練習を繰り返した松山。「上は離されてしまったのでチャンスはないと思うけど、少しでも伸ばして終われたらなって思っている」。首位とは10打差あるがトップ10は狙える位置。まずはムービングデーに復調のきっかけをつかみたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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