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＜大東建託・いい部屋ネットレディス　初日◇22日◇滝のカントリークラブ（北海道）◇6578ヤード・パー72＞

アマチュア時代からプロトーナメントで活躍。6月の最終テストで合格し、晴れてプロとなった岩井明愛（あきえ）、千怜（ちさと）の双子姉妹が今大会でプロデビューした。その初日は明愛が1アンダー、千怜がイーブンパーでプロとして最初の18ホールを終えた。

明愛は「思った以上に緊張して、出だしのパー5のセカンドでチョロをしてしまいました」と10番パー5でいきなりボギー。それでも「だんだん緊張がほぐれていって、ちょっとは自分らしいゴルフができたのかなと思います」と及第点をつけた。

この日はホステスプロの渡邉彩香、そして前々週に優勝した堀琴音という注目組に。「すごく楽しくて幸せでした」と豪華グルーピングを堪能した。「渡邉彩香さんが凄すぎて、途中で拍手をしたり、ギャラリー気分になっちゃうところもありました」と、この日「64」を叩き出したマネジメント事務所の先輩の圧巻プレーに見とれてしまう場面も。

「プロデビュー戦の初日をアンダーで回れたことは良かったと思っています。今日はちょっと緊張してしまったけど、少しは雰囲気をつかめたので、明日はもっと自分らしいプレーができると思います」と2日目以降への意気込みを話した。

一方の千怜は「もうちょっと落ち着いたプレーが出来るかなと思ったけど、ちょっと冷静さを失いつつ回っているところもあったので、そこはもったいなかったなと思いました」と不満顔。「緊張してパターを強く打ち過ぎてしまって、パーで上がれるところをボギーにしてしまった」と唇をかんだ。

それでもデビュー戦に「もう、幸せでした。去年、一昨年の自分からは、今ここの会場にいれると思っていなかったので、この場にいれることがすごくうれしいです」と喜びを口にした。「（明日からは）気持ちだけだと思います。冷静さを保てれば大丈夫だと思えたので、技術というよりは気持ちの準備をしていきたいと思います」とここから巻き返しを狙う。

<ゴルフ情報ALBA.Net>