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1児のママ・若林舞衣子が涙の4勝目! 日系のモリカワが2つ目のメジャータイトル獲得【先週の主要ツアー振り返り】

■国内女子「GMO&サマンサカップ」(7月16〜18日、茨城県・イーグルポイントGC、賞金総額1億円)

若林舞衣子が、トータル15アンダーで並んだ野澤真央をプレーオフでくだし、2017年「アクサレディス」以来の優勝を挙げた。これがツアー通算4勝目で、賞金1800万円を手にした。史上6人目のママさんV(1988年のツアー制度施行後)、連続ボギーなしの国内女子ツアー記録も樹立(85ホール)するなど、話題の多い優勝劇となった。

またこの大会では3カ月の海外転戦を終え、一時帰国した渋野日向子が国内ツアー復帰。大きな注目を集めたが、トータル2オーバー・88位タイで予選落ちとなった。

今週は22〜25日に、北海道の滝のカントリークラブで、「大東建託・いい部屋ネットレディス」が行われる。

■海外男子メジャー「全英オープン」(7月15〜18日、イングランド・ロイヤル・セントジョージズGC、賞金総額1150万ドル=約12億5350万円)

大会初出場のコリン・モリカワ(米国)が、トータル15アンダーをマークし優勝した。これで20年「全米プロゴルフ選手権」に続きメジャー2勝目(米通算5勝目)。また同大会も初出場初優勝で、メジャー2勝がともに大会初出場は、史上初の快挙となった。これで優勝賞金207万ドル(約2億2800万円)を手にした。

日本勢は5人が出場。木下稜介が唯一決勝ラウンドに進み、トータル2オーバー・59位タイの成績を残した。永野竜太郎、金谷拓実(ともに2オーバー)、星野陸也(6オーバー)、稲森佑貴(16オーバー)の4人は予選落ち。

■米国男子「バーバゾル選手権」(7月15〜18日、米ケンタッキー州・キーン・トレースGC、賞金総額350万ドル=約3億8150万円)

アイルランドの34歳、シーマス・パワーが、トータル21アンダーで並んでホールアウトしたジェイ・ティー・ポストン(米国)をプレーオフ6ホール目でくだし、米ツアー初優勝を挙げた。優勝賞金は63万ドル(約6867万円)をつかみとった。

小平智は4日間アンダーパーをマーク。トータル15アンダー・20位タイでフィニッシュした。

今週は現地時間22日から、米ミネソタ州のTPCツイン・シティーズで「3Mオープン」を実施。小平がエントリーをしている。

■米国女子「ドウ・グレート・レイクス・ベイ招待」(7月14〜17日、米ミシガン州・ミッドランドCC、賞金総額230万ドル=約2億5000万円)

ツアー唯一のペアマッチが行われ、トータル24アンダーまで伸ばした姉・モリヤと妹・アリヤのジュタヌガーン姉妹(タイ)が優勝した。

日本勢は笹生優花、畑岡奈紗、山口すず夏が出場。ミンジー・リー(オーストラリア)と組んだ笹生は、トータル18アンダーで5位。レクシー・トンプソン(米国)とのペアで出場した畑岡は、トータル14アンダーで12位タイだった。ソン・ユジョンとプレーした山口は、トータル3オーバーで予選落ち。

今週は22〜25日にかけて、フランスのエビアン・リゾートGCでメジャー大会の「エビアン選手権」が開かれる。ここに古江彩佳、アマチュアの梶谷翼(兵庫・滝川第二高3年)がエントリーしている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>