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ルーキー9人が4カ月遅れでデビュー 後藤未有は「これで心からプレーを楽しめる」

<資生堂 レディスオープン 事前情報◇30日◇戸塚CC(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>

新型コロナウイルスの影響により延期となっていた2020年度プロテストが6月25日(金)に終了。通常通り行われていれば、ほとんどの選手が3月からシーズンを迎えるはずだったが、4カ月ずれ込んだ今週の「資生堂 レディスオープン」に合格した22人のうち、9名が出場する。

これまで単年登録として出場していた後藤未有は、この試合から“正会員”として出場。「受かったときはうれしかったですが、今は次の目標に向かっています」としながらも、「単年登録でやっていましたが、プロとしてどこか引っかかっていました。それが取れて心からプレーを楽しめる。合格によって自信を持てた部分があるので安心感を持って臨めると思う」と気持ちも新たに再出発を図る。

この日は同じ合格組の松本珠利、浜崎未来とともに練習ラウンドを行った。「学生のときから知っている友達。お互いプロという感じがせず、楽しくできました」とリラックスして調整を進めた。「最低でもトップ10に入れるように、優勝目指して頑張ります」。正会員としての初戦で、優勝へ意気込んだ。

以下、主なルーキーたちのコメント

■松本珠利

「プロテストに合格して一安心しています。スタートラインに立てたのでこれからシードを獲っていけるように頑張って行きたいなと思います。初めてツアーに出せてもらうことになったので、予選通過をまず目指して、そして予選通過できたら少しでも上位を目指していきたいなと思っています」

■浜崎未来

「出させていただけることが急に決まったので、こうして出させていただけることはありがたいことですし、しっかり準備ができたかと言われると急だったんですけど(笑)、自分のできる精一杯を頑張って行きたいと思うのと、色んなことを勉強していきたいと思います。テストが終わってから正直バタバタだったので、そんなにしっかり練習はできていないんですけど、悪くはないと思うので、その力の中でやれるだけやれればいいなと思います」

■阿部未悠

「デビュー戦なので、また気持ちも少し違いますし、アマチュアではなくて、プロとして活動ができるので、しっかり気を引き締めてやっていきたいですし、どんどん上を目指して努力していきたいです。初戦なんですけど、やっぱり予選通過は目指していきたいですし、もちろんできるだけ上を目指していきたいと思います」

【資生堂レディス出場のプロテスト合格者】

阿部未悠、後藤未有、工藤優海、篠崎愛、松本珠利、植手桃子、浜崎未来、平井亜実、薮田梨花

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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