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松山&石川に刺激 木下稜介が涙のツアー初V「何度も負けたけど、ようやっと優勝できた」

<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 最終日◇6日◇宍戸ヒルズCC西C(茨城県)◇7352ヤード・パー71>

ツアー8年目。松山英樹、石川遼と同学年の29歳・木下稜介が涙の初優勝を果たした。優勝直後のテレビインタビューでは、「ここまでくるのに本当に長くて、何度も負けたんですけど、ようやっと優勝することができて本当にうれしいです」と涙を流しながら喜んだ。

大阪学院大学出身の木下は同大出身の選手としてはじめての優勝。これまで何度も優勝カップに手をかけてきたが、跳ね返されてきた。同学年の松山、石川が日米で活躍するなか、いつか自分もと鍛錬に励み、ついに国内メジャー制覇という最高の形で美酒を味わうことになった。

8年かけてつかんだ歓喜の瞬間。「1カ月後に全英オープンが控えているので、この優勝で満足せずにしっかり日本代表として、結果を出したい」。国内男子ツアーの新たなヒーローが、海外メジャーでの活躍を誓った。

<ゴルフ情報ALBA.Net>