このエントリーをはてなブックマークに追加

石川遼は過去7回出場して予選落ち4回の苦手コースに「今までとコースの見え方も変わってきている」

<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 初日◇3日◇宍戸ヒルズCC西C(茨城県)◇7352ヤード・パー71>

今年の国内メジャー第一戦「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」が開幕した。石川遼は今大会に過去7回出場して予選落ち4回、最高位は10年の15位タイと苦手としている。そんな2年ぶりに挑む宍戸ヒルズCC西Cは「今年は自分なりに考えて、コースマネジメントをやってきているなかでの大会なので、すごく楽しみ。ちょっと違った見え方をしている」と語る。

約1年半をかけてコンパクトなトップからフラットに下ろすスイングに改造し、同時に肉体改造にも取り組んでいる。苦手コースにも「“相性”という目に見えないもので片付けたくない。自分のなかではコースマネジメントというより、ゲームマネジメントというほうがしっくりくる。自分のゲームを理解してどうやってこのコースに落とし込むかがコースマネジメントだと思っている」と石川はいう。

昨年は大会が中止となり、2年ぶりの宍戸で自分自身の変化を感じている。「今まではこういう球を打てるようになりたいと思いを持っていて、集中力とか思い切りに頼ってきた。当然そこも大事なんですけど、今は自分が持っているもののなかでこのホールをどうやって攻めるか。2年前とはだいぶ違います」。

今年に入って「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」では7位タイ、「ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント」では4位タイと優勝争いにも顔を出せるくらいまで新しいスイングとマネジメントが噛み合ってきている。

「今までとはこのコースの見え方も変わってきているなと思いますし、実際の攻め方も変わってきている。なんせコースが難しいので、自分なりにマネジメントしていければと思います」。コロナ禍になって初めて一般のギャラリーが入る今大会で、成長の証を見せたいところだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

【関連記事】