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大分から活躍するゴルファーを! 大分にトーナメントを! 但馬友を支える地域密着企業【契約先に聞いてみた!】

多くの企業とスポンサー契約を結んでいるプロゴルファー。実際に使用する道具を扱うクラブメーカーなどはもちろん、一見ゴルフに関係なさそうな会社まで様々。そこで、『プロゴルファーと契約するメリット』や『契約する選手の基準』などを企業に聞いてみた。今回は、平倉建設株式会社の代表取締役社長である平倉啓貴氏に『但馬友を選んだ理由』を突撃!

但馬友も出場 21年国内女子メジャー初戦を写真で振り返る

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・一言でいうと何をされている会社ですか?

会社名の通り、大分という地場でやっている建設会社です。総合建設会社ですので、戸建てやマンションといったものから、医療関係やオフィス、テナントビル、工場など建設にかかわることすべてを行っております。

ゴルフにかかわっている部分で言いますと、大分という土地柄もあると思いますが、ゴルフが好きな方が多く、年に二回、お客様を含めて80人から100人規模でコンペをやって親睦を深めたりすることがありますね。

・プロゴルファーと初めて契約したのはいつですか?

但馬友プロが初めてでした。契約をしたのはプロ一年目の2016年からですね。

・プロゴルファーとなぜ契約しようとなったのですか?

大分県という場所は、九州で唯一女子プロゴルフのトーナメントを開催していないという土地です。そういったこともあり、福岡や熊本、宮崎と比較してジュニアの育成が弱いエリアでもあるんです。そこで、九州のなかでも大分のジュニア育成を強化していきたい、そのためには地元の企業がバックアップできる体制をつくらないといけない。その旗振りになればいいかなと思い、大分県出身の但馬プロと契約させていただきました。

・大分のジュニア育成で取り組まれていることは何かありますか?

今年の4月に第2回が開催予定なのですが、大分のテレビ局OBS大分放送さんと『OBS九州女子ジュニアゴルフ大会』というジュニアイベントを行っています。ジュニア育成のために学生たちをしっかり成長させるようなきっかけ、大会を誘致して開催していこうという思いでやっています。

・そもそもジュニア育成をしようというきっかけは?

やはり、九州のなかでも他の県に負けないフィールドを作ってあげたい、ジュニアの人材が県外に流出せず県内で育んでいける環境を作りたい、という思いが強いからです。但馬プロは小さなころから知っているのですが、但馬プロを通じて、女子プロゴルファーとしてやっていくためには企業がバックアップしてあげないと強くならないし、成績も出てこないということも知ることができました。

但馬プロの人柄もありますが、但馬プロの後援会を発足するときも大分市や別府市、行政と民間企業で手を組んで、最初の後援会のときには200人を超える人たちが集まったんです。まだ、まったく活躍していない女子プロ一年生にとっては考えられないくらいの人に支えられているのが但馬プロなんですよね。そこには、このようなかたちでどこかの企業が旗振りして、応援していこうよ、という思いがあります。また、大分から強いプロを出すことによって、下に続くジュニアの世代が自分たちも頑張ろうという土壌が大分にできればと思っています。

・多数の賞金女王を輩出している熊本県はまさにそうですよね

そうですね。大分も新海美優プロや篠原まりあプロを輩出しているのですが、広島カープではないですが、地域に根付いたプロがいると身近に感じますし、追いつけ追い越せという雰囲気もできます。

これも但馬プロの人柄ですが、地元の方も「友ちゃんなら応援しよう」となっています。逆に言えば、弊社もスポンサーをしていて「友ちゃんのスポンサーなら」と思ってもらえるのが、弊社が契約して生まれた企業としてのメリットかもしれませんね。

・今後、別の選手との契約を結ぶとしたら基準などはありますか?

基準というのは特にないですが、大分のジュニアで頑張ってきて、大分からまた第4、第5のプロが生まれて、その選手が全国で活躍していきたいとおっしゃっていただければ喜んで応援したいと考えております。あとは、人柄も大事かもしれないですね。

・大分のゴルフ界と、どのようなことをしていきたいという思いはありますか?

昨年はコロナ禍で男女問わず大会の中止が続き、様々な方々にとって大変な時期だったと思います。そんななか、年末に但馬友プロを中心として仲の良い女子プロを8人くらい呼んで、テレビ局と組んでゴルフサバイバルのような番組をつくりました。なんとか地元の企業がスポンサーになって作って、プロの手助けになればと思い、弊社が発案してテレビ局に企画を持って行ってというかたちで成り立ったんです。こういう時期だからこそ、地元のプロを応援する企画を地元の企業と地元のテレビ局がやりましょう、と。賛同してくれる番組スポンサーを集めて、企画していったというかたちでした。

地元の企業にとってもイベントがない、メディアにとっても番組がない、プロにとっても試合がないというところから、三方良しの企画でした。いろいろな方々に賛同してもらい、成功させることができました。今後は、大分だけでなく宮崎のテレビ局さんとも手を組んで宮崎のプロも呼んではどうか、という話も膨らんできています。さらに面白くなるかなと思います。

・ジュニア育成という部分で今後やっていきたいことは?

先ほどお話したような企画などで、プロゴルファーの方と知り合うきっかけもできています。だからこそ、プロがジュニアの育成に関われるようなゴルフ教室などの機会をもっと作っていければなと思います。

また、大分県はコーチが少ないので、そういった人材を確保できるような仕組みも考えています。大分もジュニアレッスンはありますが、もっともっとジュニア育成していくためにはまだほかの県に劣っているなと思います。微力ながらジュニアの育成という部分で支えていきたいと思っています。

これはもう一朝一夕でできるような問題ではないですが、大分県にゴルフトーナメントを誘致できるようにゴルフ場を整備したり、そういった人材を作るお手伝いができればという思いもあります。

・但馬プロとどのような未来を描いていきたいですか?

やはりプロゴルファーですから、まずは1勝を目指して頑張ってほしいです。その夢を叶えるために、私たちもできる限り支えてさせていただくつもりでいます。ともに大分から全国に発信できるようなパートナーになっていければなと思っています。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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