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“岩井ツインズ”の姉・明愛が裏街道から一気に優勝争いへ 妹・千怜も最後まで意地見せた

<パナソニックオープンレディース 2日目◇1日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6638ヤード・パー72>

今大会に出場する“岩井ツインズ”の姉・明愛(あきえ)が、5バーディ・ボギーなしのラウンド。トータル5アンダー・6位タイと一気に優勝争いに加わった。

どちらが明愛かすぐに分かりますか?岩井姉妹2ショット

イーブンパー・53位タイと初日にやや出遅れ、2日目は10番ティ、いわゆる“裏街道”からのスタートとなった。しかし直後の11番で3メートルのチャンスを沈めスコアを1つ伸ばしたのを皮切りに、その後4つのバーディを積み重ねた。

一緒に出場した妹の千怜は、「パー5では常に2オンを狙ってくる」と姉の性格について話していたが、まさにその通りの攻撃性が第2ラウンドで見られた。12番、18番と前半に2つあるパー5で、ともに2オンに成功。「距離が足りていれば(パー5で2オンを)狙っていくのがスタイル。前半は2つともバーディが獲れて、攻めのプレーができました」と本人も認めるように、カットラインがちらつく位置でも“自分のゴルフ”を貫いた。

姉妹は今年3月に埼玉栄高を卒業。現在は地元・埼玉県にある武蔵丘短大にそろって通いながら、プロテスト合格を目指している。妹は第1次予選を通過し、5月18日から茨城県のザ・ロイヤルGCで開催される第2次予選を控える身。一方の姉は、昨年の「日本女子オープン」ローアマの資格で、6月22日スタートの最終プロテスト(茨城・静ヒルズCC)からの参加となる。

初日5位発進と好スタートを切った千怜は、2日目は5つのボギーを叩きトータル1オーバー・70位タイまで順位を下げ予選落ちとなった。「リラックスしてスタートできたけど、緊張というよりはただ単にミスが重なって、うまく立ち直ることができませんでした」とこの結果には唇をかむ。しかし最終18番で、普段とは逆の左打ちをしないといけない状況となったグリーン左手前の池付近からのアプローチを、何度も素振りをしたうえで試みるなど、最後まで戦う姿勢をみせた。ラウンド後には「私のぶんまで頑張ってほしいなと思います」と姉にエール。その思いも背負い、姉は最後の18ホールへ向かう。

ツアー史上8人目のアマチュア優勝を達成すれば、テスト免除で即プロ転向が叶う。だが、「もちろんチャンスではありますが、心の片隅に勝ちたいという気持ちは持ちつつ、とりあえず明日は笑顔で楽しむだけ。結果的に優勝できれば」と、はやる気持ちを押さえながら最後の18ホールをプレーする。明愛の自己ベスト『63』は、ここ浜野GCで行われた昨年7月の日本女子オープン地区予選で出したもの。快挙達成は、決して夢物語ではない。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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