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吉川桃が失格 スコアカードに棄権した選手からのサイン漏れ

<ヤマハレディースオープン葛城 初日◇1日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6564ヤード・パー72>

吉川桃が、2アンダー・17位タイでホールアウトした第1ラウンド終了後に失格となった。ゴルフ規則3.3b(2)の『プレーヤーの責任:ホールのスコアの証明と、スコアカードの提出の違反』によるもの。

この日、同伴競技者として回った植竹希望が、1ホール終了後に腰痛のため棄権。その際、吉川はスコアカードにサインをもらっておらず、それが理由で今回の判定がくだった。

これにより、もう1人の同伴競技者である沖せいらが、2日目に1人になってしまうため、組み合わせが変更。午前8時25分から10番スタートで、松森彩夏とのツーサムで回ることになった。

【ゴルフ規則 3.3b(2)】

プレーヤーの責任:ホールのスコアの証明と、スコアカードの提出。ラウンド中、プレーヤーは各ホールの自分のスコアの記録をつけるべきである。ラウンドが終了したとき、プレーヤーは:

・マーカーが記入した各ホールのスコアを注意深く確認し、問題があれば委員会に提起するべきである

・マーカーがスコアカードのホールのスコアを証明していることを確認しなければならない

・マーカーが記入したホールのスコアは変えてはならない。ただし、マーカーの同意、または委員会の承認がある場合を除く

・スコアカードのホールのスコアを証明し、速やかに委員会にスコアカードを提出しなければならない。その後はスコアカードを変更してはならない

プレーヤーが規則3.3bのこれらの要件に違反した場合、そのプレーヤーは失格となる。

(例外)マーカーが責任を果たさないことが違反の原因である場合、罰はない:プレーヤーの規則3.3b(2)の違反がマーカーが責任を果たさないことが原因であり(例えば、マーカーがスコアカードを持ち去った、またはスコアカードを証明せずに立ち去った)、プレーヤーにとって不可抗力であったと委員会が判断した場合、プレーヤーに罰はない

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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