「ロケット・モーゲージ・クラシック」でPGAツアー通算6勝目を挙げたブライソン・デシャンボー(米国)が、今年開催されるメジャー3戦のすべてで優勝候補オッズの1番手に浮上した。
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ラスベガスのスポーツブックメーカー大手のウェストゲートでは8月開催の「全米プロゴルフ選手権」、9月開催の「全米オープン」、11月の「マスターズ」とすべてデシャンボーが10/1でトップ。2位はローリー・マキロイ(北アイルランド)で3試合ともに12/1となっている。
ちなみに3位はタイガー・ウッズ(米国)で、全米プロは20/1、全米オープンは25/1、マスターズは16/1となっている。
前週まではマキロイがすべて1位だったが、デシャンボーは6月のPGAツアー再開後4大会ですべてトップテン入り。前週の勝利で世界ランキングも10位から7位へとジャンプアップした。
ただしデシャンボーのメジャー大会の戦績は決してよくない。これまでメジャーにはアマチュア時代を含め14回出場し、25位内が3回でトップテンは一度もなし。2016年の全米オープンの15位がメジャーの最高位だった。
果たして平均飛距離323ヤード、時には350ヤードを超える飛距離モンスターの“ニュー・デシャンボー”がメジャーで活躍できるか。今年は大いに注目だ。(文・武川玲子=米国在住)
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