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“プロ”安田祐香は28位Tデビューも河本結から刺激 「プレーを作るのがすごく上手」

<アース・モンダミンカップ 最終日◇29日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622ヤード・パー72>

ツアールーキーの安田祐香は、昨年の国内女子ツアー「ニトリレディス」では4位に入るなど、アマチュア時代からプロの中でも遜色ないプレーを見せてきた。上位争いが期待されたプロデビュー戦は、トータル3アンダーで28位タイに終わったが、最終日を同じ組で回った2歳上の河本結から刺激を受けるなど、プロとアマの違いを感じたようだ。

「プレーに変化はありませんでしたが、スポンサーさんのロゴをつけて回るのは初めてだったので、そこが一番変わりましたね。プレッシャーは特にありませんでしたが、(スポンサーのために)頑張ろうと思いました」とアマチュアだった昨年とプロになった今年の違いを語った。

プロデビュー戦の内容はどうだったのか。「フェアウェイキープ率は4日間良かった。持ち味のショットでもっとバーディチャンスにつけたかった。それにパターも入らなかった。地元に帰ってから、ショットとパターをしっかり練習したいなと思います」と課題が明確になったようだ。

さらに、今大会での収穫について聞かれると、しばらく考えた後に河本結の名前を挙げた。「最終日に河本さんと回らせてもらって、収穫というか飛距離などで差を感じました。他にもプレーを作るのがすごく上手だなと思いました」。今年から米ツアーに参戦している河本は、前半は1バーディ、2ボギーと1つスコアを落としたものの、後半は、最終18番パー5で2オンしてイーグルを奪うなど、スコアを4つ伸ばして挽回し「69」。トータル6アンダー・17位タイまで順位を上げた。

その河本に刺激を受けた安田は、「ミスショットが続いたときに早く修正できるプレーヤーになりたい」と表現した。

国内女子ツアーの第2戦は今のところ、8月14日開幕の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」になる可能性が高い。今年からNECと所属契約を結んでいる安田にとって、初めてのホステス大会となる。「初めての経験なのでどんな感じになるのかは分からないですけど、しっかり成績で返すことができればいいと思います」。1カ月半後のルーキーの成長を楽しみに待ちたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>