今年も「東建ホームメイトカップ」から本格開幕を迎える国内男子ツアー。昨年の賞金ランキング65位までの選手が主力となって、新シーズン開幕を控えている。そんなツアーを彩る選手たちのデータを様々な観点からチェック。今回は身長を探ってみた。(※公表されていない3人を除く)
2018、19年と2年連続で賞金王に輝いた今平周吾。最年少での連続賞金王とともに、165センチの“最小”賞金王としても注目を集めた。それでは、男子ツアーの主力となるシード選手たちの平均身長はどのくらいなのだろうか。
まず、同ランキング65位までの選手で最も身長が低いのが158センチの比嘉一貴とジェイブ・クルーガー(南アフリカ ※JGTOのデータ。欧州ツアー公式サイトでは166センチだが…)だ。比嘉は19年の「RIZAP KBCオーガスタ」で初優勝。小柄ながら高いショット力を誇り、総合力の高さの指標となる『メルセデス・ベンツ トータルポイントランキング』では昨年12位に入った。クルーガーは、19年の日亜韓3ツアー共催大会「シンハン・ドンへ・オープン」で優勝し、その資格で20年から日本ツアーにフル参戦という実力者だ。
一方で、最も身長が高いのが193センチのアンソニー・クウェイル(オーストラリア)。同ランキング65以内で190センチ超えは、クウェイルとW・J・リー(韓国)の2人のみ。ちなみに、昨年今平と賞金王争いを演じたショーン・ノリス(南アフリカ)と、ドライビングディスタンス1位のチャン・キム(米国)はおなじく188センチだ。日本人選手で最も高いのは、186センチの星野陸也となっている。
そして、気になる全選手の平均身長は167.2センチ。近いところだと、168センチの藤田寛之や時松隆光がそうだ。
平均は上記の数字となったが、全体で見て一番多いのが170センチ台前半。今回集計した62人中22人、約35%がここに当てはまる。片山晋呉(171センチ)や小平智(172センチ)、石川遼(175センチ)らが当てはまる。
賞金ランクトップ10の平均身長は175.6センチ。2位のノリスや3位のキムらが平均を押し上げていることもあるが、やはりフィジカル面でのアドバンテージは大きそうだ。
【19年賞金ランキングトップ10の身長】
1位:今平周吾 165センチ
2位:S・ノリス 188センチ
3位:石川遼 175センチ
4位:C・キム 188センチ
5位:ハンジュンゴン 178センチ
6位:堀川未来夢 176センチ
7位:J・ジェーンワタナノンド 174センチ
8位:パクサンヒョン 171センチ
9位:浅地洋佑 169センチ
10位:チェホソン 172センチ
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