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トップアマチュアのプロテスト1次・2次を免除 JLPGAが新規定

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が2020年のプロテスト規定を発表。今年から、最終プロテスト受験資格として、新たな項目が加わった。

2020年度から加わったのは、『当該年度7月31日(金)時点のロレックスランキング50位までの者』、『当該年度JGAナショナルチーム女子メンバーのうち当該年度7月31日(金)時点のJGA日本アマチュアゴルフランキング上位5名の者』。日本代表のトップアマチュアは、最終から受験可能となる。

これまでの規定には、過去3年間の「日本女子アマ」、「日本女子学生」の優勝者、「日本女子オープン」ローアマの者などは最終からの出場が可能だったが、アマチュアランキングのトップ選手もこれらに加わることになった。

昨年から高校3年生の受験が可能になり、最終プロテストの時期も夏から11月に移動。ツアー出場の優先順位を決するQT(予選会)の受験者も一部の例外を除き正会員に限られるなど、よりプロテストの重要性が高まっている。

新たに加わった7月31日時点のアマチュアランキングの項目については、6月13〜16日に鳥取県で開催される日本女子アマの結果が反映されるため、各選手にとってはここで結果を残したいところだ。

20年のナショナルチームメンバーは尾関彩美悠(作陽高1年)、梶谷翼(滝川第二高1年)、佐久間朱莉(埼玉平成高2年)、星川ひなの(日大2年)、六車日那乃(麗澤高2年)。年齢的に今年のプロテスト受験資格を保有するのは佐久間、星川、六車の3人。六車はアマチュアランキング2位、佐久間は同3位、星川は同5位となっており、順位キープで最終からの受験が可能となる。

なお、今年のプロテストは1次が8月下旬から9月上旬までに5会場で行われ、2次が10月に3会場で開催。最終プロテストは茨城県の静ヒルズCCを舞台に11月3〜6日の日程で行われる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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