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非公式Vから15年、世界ランク1位、大会ホスト初年度… 三者三様の最終日

<ジェネシス招待 最終日◇16日◇リビエラCC(米カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>

米国男子ツアー「ジェネシス招待」は全ての競技が終了。トータル11アンダーまで伸ばしたアダム・スコット(オーストラリア)が2016年以来となるツアー14勝目を手にした。

実は今大会で優勝するのは2回目のスコット。ただし初勝利となった05年大会は荒天のため36ホールの短縮競技となりアンオフィシャルとなっていた。それだけに「ものすごくうれしい。05年の優勝からもう15年、この素晴らしいコースで勝てたことは本当にいい1週間だった」。初めて来たときから大好きになったというリビエラCCで勝てたことにうれしさもひとしお。

7月で不惑を迎えるが「今、僕のキャリアはとても良いところにいると思っている。肉体的にも精神的にも20年戦って来てとても良い状態だ。自分を信じられるし、とても良い集中力もある。これからの5年がきっとベストな時期を迎えると思っている」と自信たっぷりにコメント。これから始まるメジャー、そしてオリンピックへ期待は高まる。

前週に世界ランキング1位に浮上したローリー・マキロイ(北アイルランド)はトータル8アンダーの5位タイ。5番でトリプルボギーを叩き一度は上位争いから姿を消したが、粘りのゴルフでトップ5に返り咲いた。「間違いなく厳しい戦いだった。トリプルボギー以外では1アンダーでプレーできたし、うまくプレーできたと思う。今日はアダムが素晴らしいプレーだった」と勝者を褒め称えた。

今年から大会ホストとなったタイガー・ウッズ(米国)は「トーナメント全体を見ればこれ以上ないできだった。完璧な天気だったし、多くの人のサポートを受けて素晴らしいトーナメントとなった。コースも素晴らしかった」と納得の大会となったことを強調。一方、68位タイと予選通過者のなかでは最下位に沈み、「今日はあまりうまくいかなかった」と自身のプレーについては肩を落とした。

<ゴルフ情報ALBA.Net>