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賞金が毎週発表のプロゴルフ 生涯獲得10億円以上が3人、日本勢では新婚さんが歴代7位【まるごと女子ツアー:生涯獲得賞金】

国内女子ツアー開幕まであと1カ月を切った。今年も「ダイキンオーキッドレディス」から37試合が行われる。通年の出場権を持つ賞金シード選手は50人。さらに前半戦の出場権を持つ選手は昨年の賞金ランキング51〜55位の選手やステップ・アップ・ツアーの賞金ランキング1、2位など。そのほか、QT上位者も前半戦出場権を保持。そんなツアーの主力選手94人のデータをとことんチェック。生涯獲得賞金を見てみると…。

プロゴルフの世界は他競技に比べて、生々しいお金の話が多い。毎週の獲得賞金が発表され、賞金ランキングなるものも公になり、1位には賞金王、賞金女王の称号が与えられる。

さらには、プロとしての活動を始めてからの生涯獲得賞金までご丁寧に発表されている。プロスポーツは夢のある職業。稼ぎたければプロになれ。ということで、国内女子ツアーの生涯獲得賞金を見てみよう。

歴代1位は不動裕理で13億6402万3382円。50勝を挙げるレジェンドは試合数こそ少ないもの、永久シードの資格で今季もツアー参戦で賞金を積み重ねることになりそうだ。

トップ5までが10億円を突破。2位の李知姫(韓国)が11億9973万3359円、3位の全美貞(韓国)が11億5160万6804円、3位のアン・ソンジュ(韓国)が11億11万4790円。3人ともに現役の賞金シード選手。不動超えを果たすことはできるのか。

全体5位の横峯さくらは2015年から米国女子ツアーに参戦中だが、こちらも国内だけで10億円を超えている。歴代6位の申ジエ(韓国)は9億8279万526円。今季中の10億円越えは目前だ。

今季の出場権を持つ主要選手の中で、日本勢トップは10日に結婚を発表したばかりの大山志保。9億2897万3033円を稼いでいる鉄人の活躍にますます期待がかかる。

次いでイ・ボミ(韓国)の8億4262万2290円、上田桃子の8億1936万4476円。10億円突破が見えているが、どこまで記録を伸ばせるのか。

昨年の賞金女王、鈴木愛は6億8274万4448円で全体の17位。10位台では80年代、90年代に活躍した名選手がランクインするが、賞金総額が高騰している中とはいえわずか6年で7億円に迫る賞金を稼ぎ出す鈴木のペースは驚異的だ。

【生涯獲得賞金トップ10】

1位:不動裕理 13億6402万3382円

2位:李知姫 11億9973万3359円

3位:全美貞 11億5160万6804円

4位:アン・ソンジュ 11億11万4790円

5位:横峯さくら 10億4411万1888円

6位:申ジエ 9億8279万526円

7位:大山志保 9億2897万3033円

8位:福嶋晃子 9億908万7761円

9位:イ・ボミ 8億4262万2290円

10位:上田桃子 8億1936万4476円

<ゴルフ情報ALBA.Net>