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昨年ツアー撤退 諸見里しのぶがコースセッティング担当として新たなスタート

日本女子プロ協会(JLPGA)は28日(火)、都内でコースセッティングなどに関する勉強会を実施し、昨年ツアーの第一線から退き、今季からコースセッティング担当に就任する諸見里しのぶが初参加。ゴルフ人生で新たなチャレンジの一歩目を踏み出した。

この日は昨年の振り返りに加えて、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」を開催する茨城ゴルフ倶楽部からグリーンキーパーを招いての講義などが行われた。諸見里は茂木宏美らと共に真剣なまなざしで受講。講義後には競技委員や先輩コースセッティング担当らと意見交換も交わした。

午前中から夕方までの長い講義を終えた諸見里は、「本当に知らないことだらけ。私に務まるのかという不安のほうが大きいですね。芝一つとっても、いろんな種類の芝があって。ゴルフのことを本当に知らずに来たんだなと痛感した」と苦笑い。それでも、「世界でも通用する強い選手を作るセッティングだったり、見てくださる人がワクワクドキドキするトーナメントを作る魅力のある仕事」と目を輝かせていた。

この研修を経て、開催コースの下見などいよいよコースセッティング担当としての仕事も本格化。今季はステップアップツアー数試合のセッティング担当をする予定で、レギュラーツアーでも先輩セッティング担当に同行して場数を踏んでいく。例年ならば、ゴルフの状態を上げることに時間を割くオフシーズンは、新たなチャレンジで再び忙しくなる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>