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「見応えありますよね(笑)」松山英樹はアップダウンのラウンドで「67」

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 3日目◇11日◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

2020年初戦の3日目は4バーディ・1ボギーの「67」。松山英樹は3つスコアを伸ばし、トータル2アンダーまで戻し、30位タイで最終日へと向かう。

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10番スタートの松山は14番でバーディが先行。17番をボギーとするも18番パー5では2オンに成功。イーグルパットはわずかにショートしたが難なくバーディ。折り返した1番でもバーディを奪うと3番でもバーディ。一気に追撃態勢へと入りたいところだったが、そこからはガマンの展開が続いた。

「ゴルフをやっているという感じがありました。見応えありますよね(笑)」と、いいところも悪いところもあったという松山だが、悪い部分に対しても「修正できる希望はあります」とさらなる浮上に自信をのぞかせる。

ラウンド終盤には雨も降り出し、各選手はホールアウト後早々に引き上げたが、ホールアウト後の松山はパッティンググリーンへと直行し、球を転がした。きわどいパーセーブがありながら、惜しいバーディパットを何度も逃していたこともあり、修正すべきポイントのチェックには悪天候も関係なかった。

「雰囲気はすごくある」と一気の浮上も予感できるだけに「もどかしい」気持ちもあるが、やりたいことについては光が見えており、「精度を上げていければ」チャンスは確実に増える見込み。新年初戦最後のラウンドは、ビッグスコアの匂いがしてきた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>