「ツアー」記事一覧

国内女子ツアーが来季日程発表、試合数増減なしも賞金増額 下部ツアーは青森でも開催

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日(火)、都内で会見を行い、2023年の日程を発表した。レギュラーツアーは今年と変わらず全38試合を開催。賞金総額は44億9000万円で単年としては過去最高額となった。 隆盛を極めている国内女子ツアーは、来季も同数の試合数が現時点では見込まれている。大会名変更、開催コース変更などはあるものの、大きな変化はなかったなかで、2戦目の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトー...

右ヒジを体につけたまま振り下ろし“インパクトの剛性”を高めた安定ショットで魅せる 西村優菜【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】

2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。 今回はメルセデスポイントランキングで5位の西村優菜のスイングを解説。今年は「ニッポンハムレディスクラシッ...

苦節10年…大きく咲かせた“桃”の花 やっと掴んだ悲願のシード【初シード選手の顔ぶれ】

“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回は岸部桃子。 語るうえで避けて通れないのが、2011年3月11日のこと。生まれ故郷の福島県で東日本大震災を経験した。当時、富岡高2年だった岸部は、高...

米下部コーンフェリーツアーの選手に朗報 全米オープンでもポイント獲得へ

2023年、日本から大西海斗、桂川有人らが挑戦する米下部のコーンフェリーツアーが変わる。これまで同ツアーのポイントが獲得できなかったメジャーの全米オープンだが、予選通過を果たし4日間戦った場合は、米国男子ツアーのノンメンバーとしてのフェデックスポイント相当をコーンフェリーツアーへ加算されることになった。これは同ツアーで戦う選手にとっては朗報となる。 なぜなら全米オープンと同週にはコーンフェリーツアーが...

『ゴルフがうまそうに見えるコーディネート法は?』 河本結&力が“ガチ回答”…その答えは?

河本結、河本力のきょうだいが19日(月)、渋谷区神宮前にある『キャロウェイ/トラヴィスマシュー青山店』でのイベントに登場。同店舗で商品を購入したなかから抽選に当たった7組13名と、トークショーやゲーム大会などを通じて交流した。 初めて同店舗を訪れたという2人は、渋谷区神宮前の好立地に建てられた建物などにウットリ。結は「ウェアを見ちゃいますね」、力は「ギア好きなのでクラブに目がいく」と、豊富なアイテムを見...

畑岡奈紗が10位で日本勢トップをキープ 古江彩佳22位、山下美夢有23位【女子世界ランキング】

12月19日付の女子世界ランキングが発表された。国内外で試合がなかったことから、大きな変動はなかった。 日本勢トップは畑岡奈紗で10位。次いで22位に古江彩佳、23位に山下美夢有、西郷真央が29位、笹生優花32位と続く。 そのほかトップ50を見ると、稲見萌寧が33位、川崎春花が40位、渋野日向子は43位、西村優菜が44位となっている。 トップ100位内には合計20人の日本勢が名を連ね、勝みなみ55位、吉田優利64位、小祝さくら68位...

2023年JGAナショナルチームが決定! 馬場咲希、岡田晃平らに加えて中学生も加入

日本ゴルフ協会(JGA)は19日、2023年度のJGAナショナルチームメンバー13人を発表した。 男子は今年プロ転向をした中島啓太(日体大4年)と蝉川泰果(東北福祉大4年)、鈴木晃祐(東北福祉大4年)が卒業。出利葉太一郎(日大3年)、隅内雅人(水戸啓明高3年)、本大志(目黒日大高2年)の3人が新たに名を連ねた。 女子は馬場咲希(代々木高2年)、橋本美月(東北福祉大2年)ら6人中5人が継続組。唯一、中学生ながらアマチュアラン...

姉が暴露!平均315Y飛ばし屋の食費は月100万円!? 河本結&力がイベントできょうだい競演

きょうだいプロの河本結、河本力は19日(月)、渋谷区神宮前にある『キャロウェイ/トラヴィスマシュー青山店』でのイベントに登場。同店舗で商品を購入したなかから抽選で当たった7組13名と、トークショーやゲーム大会などを通じて交流した。仲良しの2人とあって、笑いの絶えない1時間30分になった。 冒頭には今シーズンを総括。姉の結は「思うようにはいかなかったけど、心穏やかに過ごせた」と振り返った。レギュラーツアー36試...

シードを獲って四半世紀の片山晋呉「想像していた4〜5倍幸せですよ」 25季連続シードと“長寿”の秘訣は若手の成長と共通する

比嘉一貴の賞金王で幕を閉じた2022年の国内男子ツアー。史上初となるアマチュアで2勝を挙げた蝉川泰果やルーキーイヤー2勝の320ヤード砲の河本力、桂川有人ら20代前半の世代の台頭が目立つ中、49歳のベテラン、片山晋呉は賞金ランキング41位で25シーズン連続賞金シードを決めた。シード獲得連続記録はジャンボこと尾崎将司の32年に続く歴代2位。シード権獲得回数で見てもジャンボ(32回)、中嶋常幸(26回)に次ぐ、歴代3位である...

“直球女王”がツアー唯一の80%超 圧巻のV5達成【2022年スタッツ振り返り】

新女王誕生、ニュースター登場など今年も大いに沸いた国内女子ツアー。その1年間をスタッツで振り返る。【フェアウェイキープ率】 こちらも曲がらない!!青木瀬令奈のドライバースイングを動画で ツアーでフェアウェイキープ率の計測が始まったのが2017年から。その初年度から4季連続で1位に輝いてきた酒井美紀が、今年も82.6623%で定位置を守り切り、5連覇を成し遂げた。 唯一の80%超えで、78.5099%で2位だった青木瀬令奈と...

男子版“黄金世代”のショットメーカーが、歴代最高の75%超えでパーオン率賞を獲得【22男子スタッツ振り返り】

今年の男子ツアーは20代の活躍が目立った。その証拠に「ジャパンゴルフツアー表彰式」で表彰された17部門のうち16個が初受賞。20代が15部門を制した。そんな1年をスタッツで振り返る。今回はパーオン率部門。 飛距離と正確性を両立! 桂川有人のスイング【連続写真】 今季のパーオン率1位に輝いたのは98年度生まれの24歳、桂川有人。畑岡奈紗、渋野日向子らと同い年の男子版“黄金世代”で、ほかには金谷拓実、大西魁斗、清水大...

今季はステップでV 来季は5年ぶりのレギュラー優勝が目標 新垣比菜【きょうは誰の誕生日?】

12月20日は、ツアー1勝を挙げている新垣比菜の誕生日。1998年生まれの黄金世代で、きょうで24歳。今季前半は予選落ちが続いたが10月の「富士通レディース」で単独3位に入ると、11月のステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」で優勝。来季の出場権をかけたQTでも14位に入り、23年はシード復帰&18年以来5年ぶりの2勝目が期待される。 来季につながる復活Vを果たした新垣比菜【写真】 沖縄県うるま市出身。宮里藍に憧れ...

国内男子ツアー2023年の日程が発表 新規トーナメントが2試合増

19日(月)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)は2023年度のトーナメント日程を発表した。 大きな変更点として新規トーナメント2試合が追加される。そのうちの1つ「ハナ銀行インビテーショナル」(6月15日〜18日・千葉夷隅GC)はJGTOと韓国プロゴルフ協会(KPGA)の共同主催。「Shinhan Donghae Open」に加えてKPGAの試合が2試合となったかたちだ。また、もう1試合「横浜ミナト Championship 〜Fujiki Centennail〜」(8月3日〜6日・...

泣かない若手と泣くベテラン 11年間の苦悩を流し去った金田久美子の号泣V【2022年涙のワケ】

新型コロナウイルスの影響がまだ残るなか、国内男女ツアーは2022年のシーズンが終了。今年も“初優勝”、“復活V”などの見出しが踊り、印象的なシーンの数々が人々の心を打った。それを彩ったのが選手たちが流した涙。さまざまな理由が背景にあったこの涙にスポットライトを当て、シーズンを振り返ってみよう。 ◇ 11年間ためこんできた思いの結晶は、そう簡単に乾くことはない。前年覇者・渋野日向子の参戦でも盛り上がった10月...

泣かない若手と泣くベテラン 11年間の苦悩を流し去った金田久美子の号泣V【2022年涙のワケ】

新型コロナウイルスの影響がまだ残るなか、国内男女ツアーは2022年のシーズンが終了。今年も“初優勝”、“復活V”などの見出しが躍り、印象的なシーンの数々が人々の心を打った。それを彩ったのが選手たちが流した涙。さまざまな理由が背景にあったこの涙にスポットライトを当て、シーズンを振り返ってみよう。 ◇ 11年間ためこんできた思いの結晶は、そう簡単に乾くことはない。前年覇者・渋野日向子の参戦でも盛り上がった10月...

世界的にうまい選手に共通する“切り返しで背中を丸める動き”が安定するショットのヒミツ  吉田優利【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】

2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。 今回はメルセデスポイントランキング6位の吉田優利のスイングを解説。吉田は今季優勝を逃して2位で終えた回数...

有村智恵が休養で示したい新たな“女子プロのキャリア” 「幸せの決断であることを後輩たちに…」

来季以降のツアー休養を発表した有村智恵が、18日(日)に契約するゴルフウェアブランド『ニューバランスゴルフ』が新宿小田急で開催したイベントに登場。「これまで体も心も緩ませる期間が短かった。ゆるーい気持ちでゴルフを見た時にどんな発見があるか楽しみ」と、来年の目標に『緩』という一文字を掲げた。 「3年ぶりくらいで楽しかったです。ファンの方と接することができた」というイベントでは、改めて自身の口で現在の心...

0.01%でパーオン率1位を逃した稲見萌寧 復活のカギは「筋トレで精度を上げる」

今シーズン2勝を挙げてメルセデス・ランキングは3位で終えた稲見萌寧。今季の戦いについて振り返ったうえ、来季への目標を語ってもらった。 「今年の成績は全然満足していないです。ショットの精度が良くなかった。右へも左へもミスが出ていたので、反省点の多い年ですね。あえて良かった点を挙げるなら、ショットの精度が良くなかったのに、なんとかカバーして2勝できて、メルセデス・ランキング3位に入ったところ。ショットの精...

アニカの息子は11歳 大会史上最年少のウィル君「夢がかなった時間だった」

<PNC選手権 最終日◇18日◇リッツカールトンGC(米フロリダ州)◇7106ヤード・パー72> 最終18番パー5、2メートル弱のバーディパットをカップ真ん中から沈めたウィル君は、グリーンを取り囲んだギャラリーの大歓声につつまれた。「ウィル!ウィル!ウィル!」と最後はウィル・コールの大合唱。11歳のウィル君は母のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)としっかりと抱き合うと、大歓声に大きく手を挙げて応えた。2日目は5バー...

福岡の元気娘がルーキー最多トップ10入り! “急がば回れ”でつかんだシード【初シード選手の顔ぶれ】

“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回は後藤未有(みゆう)。 西村優菜、古江彩佳らと同学年、2000年生まれの“プラチナ世代”。18年「日本女子オープン」ではローアマチュア(8位タイ)...