「米国男子」記事一覧

マキロイがコロナ対策でトランプ米大統領を批判「もうプレーはしないだろう」

ローリー・マキロイ(北アイルランド)がトランプ米大統領とラウンドしたのは3年前。ろっ骨の疲労骨折で休養中だったこともあり「多くの批判もあった」と振り返るマキロイだが、「でももう2度と彼とプレーすることはないだろう」とマッケラージャーナル・ポッドキャストに出演した際に公言した。 要因はトランプ米大統領の新型コロナウイルス感染への対応への不満だ。現在米国では感染者150万人を超え、死者は8万9000人と非常に厳...

マキロイ、ファウラーらのスキンズマッチ開催コース “セミノール・ゴルフクラブ”って?

現地時間の5月17日、いよいよ米国内で2カ月ぶりのライブ・ゴルフが再開される。 “テーラーメイド・ドライビングレリーフ”にはローリー・マキロイ(北アイルランド)とダスティン・ジョンソン(米国)VSリッキー・ファウラーとマシュー・ウルフ(ともに米国)の2チームがフォアサム(ベストボール)で18ホールの戦いで、新型コロナウイルス感染者などへの基金にするスキンズマッチだ。 さてその会場となるのはフロリダ州の『セミ...

松山英樹の涙にもらい泣き 絶対メジャー初優勝を撮影するぞ!【カメラマンが見た“男泣き”】

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内だけでなく世界各国で中止が余儀なくされているゴルフトーナメント。なかなか試合の臨場感を伝えることができない状況が続いています。そんな状況のなか、少しでもツアーに思いを馳せてもらおうとカメラマンが見た選手の意外な素顔や強さの秘訣、思い出の取材などを紹介。今週は「全米プロゴルフ選手権」が開催されている予定でしたが、今回は岩本芳弘カメラマンが3年前の同大会で見た松...

再開迫る米男子ツアー ウイルス検査で陽性反応が出たらどうなる?

6月11日の米国男子ツアー再開を心待ちにする選手がいる一方で、新しいルールに不安と不満の声も上がっている。 一番はやはりウイルス検査の実施で、結果が『もし“陽性”だったら…』ということ。 選手に配布されたガイドラインによると、大会前、大会中、いずれでも陽性反応が出たらその瞬間に大会から“棄権”することになる。 すでに大会が始まっていて、決勝ラウンドに入っていた場合も“失格”となり、予選通過の最下位の賞...

米女子ツアーの再開初戦中止で、予断を許さない米男子ツアー

米国男子ツアーより約1カ月遅れで再開を予定していた米国女子ツアーだが、再開初戦となる予定だった「ドウ・グレート・レイクス・ベイ招待」(7月15〜18日、ミシガン州・ミッドランドCC)の中止を決定した。 昨年から始まった同大会は二人一組で戦うチーム戦で、ユニークなペアもあり人気は上々。再開初戦ということで注目を集めていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響はやはり大きかった。 同社はミシガン州の同地に本拠地...

DJ、マキロイらが2カ月ぶりに本格始動! 米国でチャリティマッチが開幕【PGAツアー公式コラム】

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、停滞を余儀なくされているスポーツ界。いくつかの競技で試合開催の兆しを見せつつあるが、ゴルフ界でも徐々に再開に向けて動き始めている。 世界ランキング5位のダスティン・ジョンソン(米国)は、久々の戦いの場に向けて練習を再開。3月の「プレーヤーズ選手権」以来、約2カ月ぶりに本格始動となったが、その結果は「最初のホールでバーディを獲ったよ。感覚が戻るのが早かった」と語った...

米シニアツアーは20年と21年の2年を1シーズンに統合 20年は年間王者なし

米国シニアツアーのPGAツアー・チャンピオンズは2020年と21年の2年を統合して1シーズンにすると現地時間の14日に発表した。年間ポイントレースのチャールズ・シュワブカップの年間王者は21年11月のシーズン最終戦、「チャールズ・シュワブ選手権」で決定する。 今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響ですでに8大会が中止となり、年間27大会が19試合にまで減少した。「全英シニアオープン」の延期は発表されているが、まだ新たな...

全米プロ25年大会は松山惜敗の地、クェイルホロークラブに決定

現地時間14日、男子の海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」を主催するPGA・オブ・アメリカは、2025年大会の開催コースをクェイルホローC(ノースカロライナ州シャーロット)と発表した。 同コースでは全米プロ選手権の17年大会を開催。松山英樹が最終日に一時トップタイに立つ優勝争いを演じたが、同組みで回ったジャスティン・トーマス(米国)が勝利、松山がホールアウト後に男泣きした姿は今もファンの目に焼き付いている。 ...

21歳の若きファルドは体を大きく使った逆C字型フィニッシュだった【レジェンドのスイング回顧録】

イングランド出身のニック・ファルドは1957年生まれで1976年にプロ入り。1977年に20歳のときに欧州ツアーで初優勝。以降、欧州ツアー通算33勝、米ツアー通算9勝を挙げた。その中には全英オープン3勝、マスターズ3勝のメジャー通算6勝を含んでいる。191センチの長身から繰り出す美しいスイングで一時代を築いた。そんなヨーロッパを代表するレジェンドであるファルドの21歳のときのドライバーを、ゴルフスイングの歴史に詳しいプロ...

米PGAツアー再開、松山英樹ら外国にいる選手はどうする?

6月11日、「チャールズ・シュワブ・チャレンジ」でツアー再開に向けて準備が進む米国男子のPGAツアーだが、たくさんの課題を抱えている。その中の1つには現在、米国外に滞在する選手とキャディーたちで、選手は約25名が米国外にいることが確認されている。 渋野日向子実践の「D」と「T」ストレッチ【動画】 現在海外から渡米した場合は14日間の自宅待機が要請されるが、13日には「この状況はしばらく続くだろう」とPGAツアーのト...

ローリー・マキロイ、PGAツアー再開後は「初戦から3連戦」に出場

世界ランキング1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が米ゴルフチャンネルのインタビューに自宅からリモートで登場。6月11日開幕の「チャールズ・シュワブ・チャレンジ」(テキサス州)から再開する米国男子のPGAツアーには「初戦から3連戦で出場する」と発表した。 驚異の飛ばし マキロイの最新ドライバースイング【連続写真】 初戦に続き6月18〜21日開催の「RBCヘリテイジ」(サウスカロライナ州)、6月25〜28日開催の「...

全米プロ選手権、2030年大会はサザンヒルズCCで開催

2030年の「全米プロゴルフ選手権」をサザンヒルズ・カントリークラブ(米オクラホマ州タルサ)で開催することを、主催するPGA・オブ・アメリカが発表した。 1936年開場の同コースでメジャー大会が開催されたのは過去7回。タイガー・ウッズ(米国)が制した2007年大会を含む4度の全米プロのほか、「全米オープン」が1958年、77年、2001年と3度行われている。 同コースは2018年の夏に、ゴルフ設計家のジル・ハンス氏により大々的な...

再開間近 PGAツアーが37ページの“ヘルス&セーフティ プラン“を配信

6月11日のツアー再開まであと1カ月となった現地時間12日、米国男子ツアーのPGAツアーが“ヘルス&セーフティ(健康と安全)プラン”なるものを選手らに配信。37ページに及ぶ詳細な計画を示した。 選手、キャディ、そして会場入りするオフィシャルや関係者は自宅を出る前に問診票と検査キットを受け取り、だ液による検査を実施することが義務づけられる。そして現地はツアーの指定ホテルに滞在し、到着後はさらにPCR検査を受けると...

新帝王ワトソンは手首の強さでボールをつかまえる【レジェンドのスイング回顧録】

1949年生まれのトム・ワトソン(米国)は、米ツアー通算39勝、全英オープンに5回勝つなどメジャー通算8勝を挙げた。米ツアーの賞金王は5回獲得。特に全英オープンで強さを発揮して、2009年の同大会では59歳で優勝争いを演じた。最後の72ホール目をパーで上がれば最年長優勝だったがボギー。最終的にはプレーオフでスチュワート・シンク(米国)に敗れている。ワトソンが28歳だったときの5番アイアンのスイングを、ゴルフスイング...

ライダーカップ米国チームの副キャプテンにザックとラブが就任

現地時間11日、「ライダーカップ」を主催するPGAオブ・アメリカは、米国チームのキャプテン、スティーブ・ストリッカーが副キャプテンにザック・ジョンソンとデービス・ラブIIIの2人を追加したと発表した。すでに選出されていたジム・フューリクと3人でストリッカー率いる米国チームを支える。 今年は2年に一度、米国と欧州選抜がチームで戦うライダーカップイヤー。9月25日から米国ウィスコンシン州のウイスリング・ストレイツで...

マイケル・ジョーダン所有のゴルフコースにミケルソンもジョイン

バスケットボール界のスター、マイケル・ジョーダンが所有する超プライベートゴルフコース、”The Grove XXIII“(ザ・グローブ23ゴルフクラブ)にフィル・ミケルソン(米国)がジョインする。 24日に開催されるタイガー・ウッズ(米国)との「ザ・マッチ・チャンピオンズ・フォー・チャリティー」のプロモーションのために “ダン・パトリックショー”(TV&ラジオ番組)に出演。その中でミケルソンは長らく暮らしてきた地元、カ...

全米50州でゴルフ再開 実際にラウンドして思ったこと

5月11日、最後の1州となったニューハンプシャー州でゴルフコースが再開。ナショナル・ゴルフ・ファンデーションによると、これで全米50州でゴルフが解禁された。郡や市によってまだ一部は閉鎖が続いているコースもあるが、5月17日には95%が営業を再開するという。 新型コロナウイルス感染が最も深刻なニューヨーク州に続き、ここカリフォルニア州も市、郡により徐々に再開。先週はペブルビーチゴルフリンクスもようやくオープン、そ...

「希望」をもたらす存在でありたい【舩越園子コラム】

米国は、今日5月11日、ついに全州でゴルフが解禁となった。新型コロナウイルス感染拡大により、都市封鎖や外出禁止令が出され、ゴルフも禁止されていた州が多数あったが、NGF(ナショナル・ゴルフ・ファウンデーション)の報告によると、最後までゴルフを禁じていたマサチューセッツ州は5月7日に突然、即座の解禁を発表。それより数日前、ニューハンプシャー州は11日に解禁することをあらかじめ発表しており、この月曜日で全州解...

騒動に決着? 下部ツアー参戦のシン批判に対し謝罪

米国男子下部のコーン・フェリーツアーで戦う35歳のブラディ・シュネル(米国)がビジェイ・シン(フィジー)を「クズ野郎」と呼んで批判したことに対して、謝罪のツイート。「昨日は敬意を欠く発言だった。たいへん申し訳ないと思っている」と発信した。 事の発端は57歳、大ベテランのシンが6月のコーン・フェリーツアーにエントリーしたことだった。 米国男子ツアー34勝、海外メジャー3勝のシンだが、6月のPGAツアー再開の初戦...

バレステロスは曲がるから曲げるのが非常に上手かった【レジェンドのスイング回顧録】

1957年生まれのスペインの英雄、セベ・バレステロスは、17歳で欧州ツアー初出場。19歳で欧州ツアー賞金王に輝き、23歳でマスターズに優勝するなど数々の最年少記録を打ち立てた。マスターズ2勝、全英オープン3勝でメジャー通算5勝。1977年には20歳7カ月で日本オープンに出場し、当時のツアー史上最年少優勝を飾っている。この記録は2007年に石川遼が優勝するまで30年間破られなかった。ピンチをチャンスに変える伝説的なショット...