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戴冠は次戦以降に持ち越し 桑木志帆が女王争いに本音「たまに不安になることが…」

<TOTOジャパンクラシック 最終日◇8日◇太平洋クラブ美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>今年の「AIG女子オープン」(全英)を制し、来季から米ツアーを主戦場とする桑木志帆が、最終日に意地を見せた。34位から出た最終日に8バーディ・2ボギーの「66」をマーク。トータル11アンダー・12位タイに順位を上げて4日間を終えた。

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実は「なんでスコアがでないんだろう…」と、昨晩、悩んでしまうほどショットの状態は良好。それでも初日は「69」、2日目と3日目は「71」と思うようにスコアを伸ばせなかった。最終日も、「ラインで少し悩んだ」という1メートルもないパーパットを外し、先行したのは4番のボギー。だが「悩んでいても仕方ないと思った。入るか外れるかなので、『いいや!』と思って」と気持ちを切り替えた。6番からは4連続バーディを奪取。リーダーボードを駆け上がった。この3日間、パッティングを決めきれず、スコアにつなげられなかった。前夜に悩んだ際には、技術面よりも「いろんなプレッシャーがあるんだなって思いました」と、気持ちの面で追い込まれていることに気づいた。「きょうはもう伸ばすしかないですし、伸ばせなかったとしても最後まで一生懸命プレーしようと思っていた。悪い時でも(気持ちが)切れなかったのが良かったと思います」。前向きな気持ちが、この日の巻き返しを後押しした。プレッシャーの要因は、シーズンも終盤に差しかかり、年間女王の座が近づいているから。メルセデス・ランキング(MR)では1位に立つが、同2位の佐久間が今大会を制したことで、その差は625.13ptに縮まった。決して小さくな差だが、本人は「たまに不安になることがある」というのが本音。それでも「きょうはよかったので、オールオッケー」と笑顔を見せた。今季も残るは3試合。来週の「伊藤園レディス」で佐久間に700pt以上の差をつけると、年間女王が確定する。優勝すれば、佐久間の成績に関わらず2試合を残し戴冠となるが、「もう決めたいとか思わずにやります。プレッシャーになるので」とにっこり。タイトルを意識しすぎず、自分らしいプレーを優先する。「あと3試合でもきょうみたいなプレーができるように、前を向いて頑張りたいです」。この日の巻き返しでつかんだ手応えを胸に、女王シーズン最後の3試合へと向かう。(文・高木彩音)

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