このエントリーをはてなブックマークに追加

静ヒルズとはやはり相性抜群 森本天は7度目挑戦で念願の合格「QTも頑張りたい」

<JLPGA最終プロテスト 最終日◇7日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6462ヤード・パー72>7度目のプロテスト挑戦となった森本天は、トータル4アンダー・8位タイで合格を果たした。昨年の最終プロテストでは最終日に進めず、悔しい結果に終わったが、今季は国内女子下部ステップ・アップ・ツアーに出場するなど経験を重ね、見事にリベンジを果たした。

【写真】ホールアウトして合格にホッ これがリアルな表情

緊張しっぱなしの最終プロテストも、最後は少しだけ余裕があった。「最後の売店で合格ラインを確認できたので、池にさえ入れなければ大丈夫かなと思っていました。最後の方でボギーはあったけど、“まあいいや”という感じで(笑)」。トップ合格者はQT1次が免除され、ファイナルから出場できる特権がある。ただ、合格すれば基本的には全員が同じスタートライン。15、17番でボギーを叩いたが、合格というゴールに向かって前進していることに変わりはなかった。思い出の地となった静ヒルズは、「得意じゃないけど、なぜかスコアが出るんですよね。難しいコースなので、あまり得意な人はいないかもしれないですけど」と話す。昨年はプロテスト2次予選をこのコースで通過。今年6月「JLPGAティーチング競技会」は2日間10アンダーで、2位に8打差をつけてトップ通過。得意ではなくても、相性は抜群だった。午前5時15分の起床に向け、前夜は午後8時には床に就いた。「早く寝すぎるからかもしれないけど、何度も目が覚めました。寝ているのか、起きているのか分からない感じがずっと続いているという方が正しいかもしれません」。普段ならほとんど経験しないような眠れない夜も、合格してしまえばいい思い出のひとつだ。今季はティーチング資格によりレギュラー1試合、ステップ8試合に出場。その影響で、2023年からプレーしてきたツアー外競技「マイナビ ネクストヒロインツアー」の出場機会は例年より少なかったが、第4戦で通算2勝目を挙げるなど、存在感を発揮した。来週は本戦出場を目指し、レギュラーツアー「伊藤園レディス」のマンデートーナメント(主催者推薦選考会)に参加する。「まだティーチング資格での参加になるけれど“プロテスト受かりました”って感じで行ってきます」。通過すれば、合格後の実質的なデビュー戦となる。「以前から人に何かを教える仕事に興味があって、ティーチング資格も早めに取っておいて損はないと思って取りました。こうしてプロテストに合格することができたので、ツアーに出られるように、QTも頑張りたい」。いつかコーチとして活動する日を見据えつつ、まずはプレーヤーとして自分自身がどこまで行けるか。全力で挑戦を続ける。(文・田中宏治)

<ゴルフ情報ALBA Net>

【関連記事】